痩せは、認知症の危険が高い?!
編集部
みなさん、こんにちわ。
先日、「第36回 日本肥満学会」 に参加してきました!
肥満は、日本だけでなく国際的な問題に…。
『肥満の人を放置せず、疾患が伴えば”肥満症”という病気として診断する。
重症化する前に治療することの大切さを、各国に認識してもらいたい!』
そんな想いを込めて、日本は国際基準化に取り組み、肥満症の概念を提唱・宣言した学会なのです。
様々な研究発表がありましたが、ひとつ「肥満と認知症」 についての紹介します。
「”中年期”の肥満は、認知症のリスクになる」ことは知っている方も多いと思います。
中年期でBMI≧30があると、高齢になって認知症の発症リスクが、”約2倍に”!
BMI 25‐29.9でも、認知症の発症リスクが、”約1.4倍”程度まで高まるそうです。
そして、、、わたしが驚いたのは、
「”高齢期”の肥満は、逆に認知症のリスクを”抑制する”」という報告!!
「むしろ、やせあるいは BMI20-24で、認知症の危険性が高い!」というのです!
高齢期は、肥満注意ではなく、”低栄養注意” ということのようです!!
もちろん脂肪を抱え過ぎる肥満は、様々な疾患を引き起こす原因になってしまいますが、
ライフステージにあわせて、健康のために必要な”適度な脂肪も必要”ということですね。
編集部