「日本食」を食べよう!
そえさん
みなさん、こんにちわ.
今週は、久しぶりに京都に行き、「日本炎症・再生医学会」に参加してきました。
梅雨の京都もしっとりした古都の雰囲気が出ていていいもんですね。
さて、学会の中での注目は、「腸の炎症疾患に腸内細菌が大きく関わっている」 という研究報告です。
みなさん、潰瘍性大腸炎やクローン病はご存知でしょうか?
どちらも下痢が続き、食欲がなくなっていく腸の炎症の病気です。
タレントでは、若槻千夏さんや山田まりやさんも過去に患っていたことを告白しています。
また、阿部首相も以前、体調不調の原因が潰瘍性大腸炎だったそうです。
30年前までは、日本ではこれらの腸の病気は全くなかったそうなのです。
この病気は欧米人に多く、日本でもこの10年急速に増加しています。”先進国病”とまで言われています。
この原因としては、腸の免疫異常といわれていましたが、
最近、その原因が「腸内細菌の乱れ」であることが判ってきたそうです。
つまり、食事の内容が 繊維質のもの⇒脂質リッチな食事 に変化していることによります。
炎症を起こす細菌を増やし、炎症を抑えてくれる細菌が減少していることが、大きな原因だとういうのです。
食事は、どんな栄養かということも重要ですが、身体に良い腸内細菌を育てることも重要であるということですね。
やはり世界的に注目されつつある、繊維質の多い「日本食」が良いということになりますね。
みなさんも、外食する際には、「日本食」を積極的に選んでみてはいかがでしよか?
そえさん