いい睡眠をとるためのアイデア
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いい睡眠をとるためのアイデア
食事で「トリプトファン」補給
いい睡眠のためには脳から眠りのホルモン「メラトニン」がきちんと分泌されていることも条件です。その材料になる「トリプトファン」を摂っておきましょう。トリプトファンは、肉や魚、乳製品、ナッツ類、穀類、豆類などに含まれています。バナナにも含まれていますから、牛乳と合わせてバナナミルクにすれば、朝食にもぴったり!トリプトファンを含むお米、鮭やたらこでおにぎりを作るのもいいです。
体温を高める体幹ストレッチ
年齢を重ねた方は、昼高夜低の体温変化が小さくなり、眠りが浅くなりがち。質のよい眠りのために、ストレッチを取り入れましょう。胸、背中、腹部、腰など、背骨や骨盤を支える身体の重心=体幹のストレッチ。これらをほぐすことでリラックスでき、ほどよく体温を高めます。
就寝時の照明は、ほのかな明るさに
枕元にあるものがぼんやり見える程度の明るさがあったほうが、いい睡眠につながります。真っ暗で無音だと感覚が遮断されて意識の混濁を起こしやすくなります。脳に少しの刺激があったほうが安心感を持って眠れます。
枕を最適な高さに調整
仰向けに寝た状態で首の角度が約15度前後くらいになるのが、枕の最適な高さです。感覚としては、首から肩にかけて力が入っていないこと、スムーズに呼吸できることが最適な高さの目安になります。最適な高さは、わずか5㎜という繊細な調整で変わるので、タオルを1〜2枚程度重ねて、細かく調整してみてください。