vol.4
今回の野菜
トマト
旬:6〜9月
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旬の野菜を上手に使い切って、かしこく、おいしく、そして健康に役立つ作り置きおかずを毎月ご紹介。6月の野菜は強い抗酸化力を持つリコピンがたっぷりの「トマト」です。リコピンはトマトの赤い色素で老化の原因となる活性酸素を抑え、動脈硬化を予防する効果も期待できます。ですが、意外と余ってしまいがち。そこでたくさんのトマトをまとめて使い切る3つの作り置きおかずのレシピをご紹介します。
トマトを使い切り!
作り置きレシピ&保存法
おいしい野菜の選び方
まずは、色が鮮やかで艶、ハリがあるかを確認。ヘタがいきいきとした緑色か、切り口がみずみずしいかどうかが鮮度のポイントです。また、ヘタの反対側もチェック。てっぺんから白い線が放射状に伸びているものを選びましょう。丸みがありずっしりと重量感のあるものが中身が詰まったトマトです。
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野菜を上手に使うコツ
保存のコツ野菜室 1〜2週間
完熟トマトはポリ袋のまま野菜室で保存。つぶれてしまうので重ならないようにしましょう。青い部分が残っているトマトは常温で追熟させ赤くなってから冷蔵庫へ。
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しっかり栄養を摂るコツ
トマトに含まれる抗酸化作用のあるリコピンは熱に強いため、煮たり、焼いたりしても、しっかり摂ることができます。トマトは一度にたくさん食べられるので、栄養を摂りやすい野菜です。
下ごしらえはまとめて時短!
トマトの皮は意外に固く、口に残ります。皮をむいて、おいしくいただきましょう。
鶏肉のフレッシュトマト煮
(トマト3個使用)
トマトはヘタをとり、ざく切りにする。
汁ごとボウルなどにとっておく。(皮をむいてもOK)
トマトのお浸し
(トマト2個使用)
魚のソテー
フレッシュトマトソース
(トマト5個使用)
トマトはヘタをくりぬき、反対側に十文字の切り込みを浅く入れる。鍋に湯を沸かし、トマトを網じゃくしなどにおいて、1個ずつ浸ける。皮がはじけてきたらすぐに冷水に浸けて皮をむく。
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トマトはヘタをくりぬき、芯の部分にフォークをさす。ガス火にかざし、皮がはじけてきたら、冷水に浸けて皮をむく。
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ポリ袋に入れて皮ごと冷凍庫へ
解凍時に皮がむけるため、
サッとトマトソースを作れます。
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次のページでは、トマトを使ったレシピをご紹介します。