【生活習慣の工夫】すぐ実践できる!寒さに負けない冷えない工夫
読了時間:15分
【生活習慣の工夫】すぐ実践できる!寒さに負けない冷えない工夫
簡単に身体を温められる入浴と、冷やさないための衣服。日常生活の中ですぐに実践できる” 体温アップ法” をご紹介。寒さから身を守り、全身をポカポカに保ちましょう。
簡単に身体を温められる入浴方法
冷えた身体を温めるのに、入浴は最も効果的な方法。シャワーを浴びるだけでは温まらないので、毎日湯船につかることを心がけましょう。
入浴の基本
体温+4 度が目安。気持ちいい温度で。
入浴は「代謝アップ」や「老廃物の排出促進」、「リラックス効果」など、さまざまなメリットがあるので、毎日ゆっくり湯船につかりましょう。お湯の温度は体温+4度を目安に、気持ちいい温度で。
半身浴
大量の発汗で余分な水分を排出。
ぬるめのお湯に、みぞおちから下をつける入浴法。20~30分間ゆっくりつかると大量に発汗します。心臓への負担が少ないので、ゆっくりお湯につかることができます。
薬湯
基本の入浴にプラスしてさらなる温め効果を。
植物の精油成分や、ビタミン、ミネラルなどが湯に溶け出し、血行促進や保温などに役立つとされる薬湯。その一部を紹介します。
生姜
生姜1個をすりおろし、布袋などに入れて湯船に浮かべます。保温作用があり、冷え症、神経痛、腰痛、リウマチ、風邪予防、不眠などに効果的。
大根
大根の葉5〜6枚を天日で約1週間乾燥させ、その煮出し汁を湯船に入れます。血行を促進させるので、冷え症、神経痛、生理痛などの婦人病に効果的。
ゆず
1個を半分に切って、そのまま湯船に浮かべます。鎮痛作用、血行促進作用があり神経痛、関節リウマチ、ひびわれ、あかぎれなどに効果的。
にんにく
にんにくひとかけを刻み、布袋などに入れて湯の中へ。強い血行促進作用があり、肩こり、神経痛、湿疹、痔、疲労回復などに効果的。
冷やさないための衣服の知恵
冬の外出にプラスしたいアイテムたち。ちょっとした工夫で、着ぶくれすることなく防寒ができます。活用しましょう!
腹巻
胃腸などの重要な臓器を温められる腹巻。腸は身体の中で最も重要な免疫機能であり、温めることで全身の免疫力アップにつながります。また、産熱量の多い肝臓や腎臓、腹筋の働きを促すことができます。
マフラー ストール ベスト
首や脇の下、背中の下部(腎臓周辺)には体熱産生が活発な褐色脂肪細胞があります。この部分を温めることで効果的に保温ができます。
マスク
口や鼻から冷たい空気が入るのをシャットダウン。衣服1枚分くらい身体を温める効果があります。
- 食べ物・トレーニング・生活習慣の工夫で身体を温める方法の詳細はこちら
- 体温は免疫力にも影響!?身体を温める病気予防
- 取材協力・記事監修
- 石原 結實 先生イシハラクリニック院長