なすで作り置き3レシピ
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なすで作り置き3レシピ
冷蔵保存 | エネルギー(1人分) | 調理時間(目安) |
---|---|---|
4〜5日 | 280kcal | 30分 |
材料
なす
4本(約300g)
パプリカ(黄)
1/2個
長いも
4㎝
玉ねぎ
1/2個
豚ひれ肉
200g
-
塩
小さじ1/4
酒
大さじ1/2
片栗粉
大さじ1と1/2
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だし
1/2カップ
砂糖
大さじ1/2
しょうゆ
大さじ2
酢
大さじ2
赤唐辛子
1/2本
揚げ油
適宜
作り方
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豚肉は1cm厚に切り、【A】で下味をつける。片栗粉をまぶす。
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パプリカはヘタと種をとり、2㎝角程度に切る。長いもは1㎝厚さの半月切りにする。玉ねぎは1.5cm幅のくし形に切る。
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ナスはヘタをとり、縞状に皮をむく。縦半分に切り、2~3等分の斜め切りにする。
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【B】を合わせておく。
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鍋に油を入れ、160~170度に温める。なすの皮を下にして入れ、2~3分揚げ、油をきって熱いうちに④に浸ける。長いも、玉ねぎも同様に揚げ、パプリカはさっと揚げて④に浸ける。
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揚げ油の温度を180℃に上げ、①の豚肉を2~3分揚げる。④に浸け、時々混ぜて、10分以上おく。
もっとおいしく!作り置き!
酢を入れると、食欲がないときでもさっぱりとして食べやすくなり、防腐効果も。また、だしを減らすと味の染み込みにムラができやすくなりますが、日持ちはよくなります。
冷蔵庫に入れていても夏は食品が腐りやすいため、作り置きおかずには「酢」や「唐辛子」、「しょうが」などの防腐効果や殺菌効果のある食材を使いましょう。それでも、過信は禁物。できるだけ早く食べきってください。
汁物以外の料理でだしをとる時間がないときには、だしの素かスープの素を活用。少量を熱湯に溶くだけで、簡単につくれます。
なすと油はベストマッチでおいしいですが、揚げ物は油の摂り過ぎが気になる…。そんな場合は、うまみは半減しますが、油を多めにして蒸し焼きにすると、油の量をグンと減らせます。
冷蔵保存 | エネルギー(1人分) | 調理時間(目安) |
---|---|---|
1〜2日 | 69kcal | 15分 |
材料
なす
4本(約300g)
青じそ
4枚
練りごま
大さじ4(約60g)
砂糖
大さじ3
みりん
大さじ1
しょうゆ
カップ1/4
作り方
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なすはヘタに包丁でぐるりと切り目を入れ、ガクをとる。強火のグリルか焼き網で8~10分焦げ目がつくまで焼く。さっと水に通し、熱いうちに皮をむく。
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しそはせん切りにし、水にさらし、水気をきる。
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ゴマだれを作る。練りごまはゴムベラなどでなめらかにし、砂糖を入れてよく混ぜる。みりん、しょうゆを順に加えながら混ぜる。
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①を割いて、4㎝長さに切り、盛り付ける。③をかけ、しそを添える。
もっとおいしく!作り置き!
焼きなすは切ってから保存すると、水分がでてしまうため、切らずに保存。食べるときに切るようにしましょう。また、ゴマだれは日持ちがいいため、多めにつくっても青菜、冷や奴、ゆで豚などに使えて便利です。
しそは濡らしたペーパーをビンに敷き、軸を下にして立てて保存。1週間ほど保存できます。
ゴマだれは酢を加えれば、ごまドレッシングにもなります。練りごまが堅いときは、ほんの少し温めると柔らかくなり、使いやすくなります。
なすは高血圧やのぼせの予防に役立ちますが、漢方では体を冷やす野菜に分類されます。冷え性の方や妊娠されている方は食べ過ぎに注意してください。
冷蔵保存 | エネルギー(1人分) | 調理時間(目安) |
---|---|---|
4〜5日 | 25kcal | 15分 |
材料
なす
2本(約150g)
きゅうり
1本
長ねぎ
6cm
しょうが
1かけ
塩
小さじ1/2
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しょうゆ
小さじ2
ごま油
小さじ1
ラー油
少々
作り方
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なすはヘタをとり、縦半分に切って薄切りにする。水に2~3分さらし、水気をきる。
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きゅうりもなすと同様に切る。ねぎは3㎝長さのせん切り、しょうがは皮をこそげてせん切りにする。
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①②をボウルに入れ、塩を混ぜて10分ほどおく。水気を絞る。
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【A】を混ぜ、③を加えて混ぜる。
もっとおいしく!作り置き!
ごま油の替わりに酢と胡麻を加えると、さっぱりした和え物に。作り置きにするときは、なすの色が悪くならないように、酢は食べる直前に加えましょう。
なすの切り口は空気に触れると色が変わってしまいます。きれいな紫色を保つには、水やつけ汁などから、なすが出ないようにしましょう。
香味野菜はミョウガやしそ、万能ねぎなどでもOK。また、ラー油の代わりに赤唐辛子、七味、一味唐辛子を入れても、おいしく食べられます。
なすの皮に含まれる抗酸化作用の強い色素「ナスニン」には、活性酸素の発生を抑えたり、眼精疲労を和らげる作用があります。
レシピ考案・監修/松村眞由子先生
〈管理栄養士、料理研究家 日本女子大学 非常勤講師〉