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イライラや疲労感…その症状、甲状腺ホルモンの乱れかも!?【バセドウ病・橋本病】(1/3)

掲載号 vol.48

甲状腺ホルモン

私たちにとって、更年期はやはり気になるもの。女性ホルモンの減少で起こるさまざまな不調に対して、備えている人も多いでしょう。ただ、それだけを考えていると、不調の本当の原因に気づけないことがあります。気力の低下や、疲れやすさ、手足の冷えなど、実は、甲状腺ホルモンの乱れが原因の場合もあるのです!

健康診断でもわからない!?
見落としがちな甲状腺ホルモン

その不調の原因、自己判断していませんか?

イライラする、のぼせる、大量の汗をかく、やる気が出ない、すぐ疲れる……。そんな不調が起こったとき「更年期の症状だな」と、多くの女性が思うはず。更年期の真っ只中にある筆者も、不調を感じるとまず女性ホルモンの減少が原因だと考えてしまいます。さまざまな病気や不調から守ってくれる女性ホルモン。その減少は避けて通れないものだからこそ、知識を得るなどして“その時のため”の備えをしていることと思います。しかし!私たちに起こるそれらの不調は、女性ホルモンの減少だけが原因ではないようです。実は冒頭に挙げた症状は、甲状腺ホルモンの乱れによっても起こるものなのです。

「女性ホルモンと甲状腺ホルモンは、影響し合うことはあまりありませんが、現れる症状として同じものが多くあります」

お話をうかがったのは、東京都新宿区にある『甲状腺のクリニック若松河田』の院長、木村寛也先生。クリニック開業から10年、日々治療に取り組んでいる先生です。

「やる気が出ない、すぐ疲れるなどの不調は更年期の女性だけでなく、誰にでも心当たりがあること。『年をとったから』『最近仕事が忙しかったから』と自己判断をしてしまい、病院にかかろうと思わない人が多くいます。甲状腺ホルモンの乱れによって起こる症状は、特殊なものは少なく、思い当たる生活習慣と容易に結びつけてしまえるだけに、発見が遅れやすいのです」

こんなにある!
更年期の症状と重なる
甲状腺ホルモンの
乱れによる不調
加齢によって胃の変化を感じますか?

よく知らない。それも発見を遅らせる理由

不調の原因が甲状腺ホルモンだとは、なかなか自分で気づけないようです。編集部が集めた、甲状腺ホルモンによる疾患にかかった人の声にも「抜け毛がひどくなったが、更年期の症状だと思っていた」「結婚したばかりのときに激痩せしたが、周囲から『結婚のストレスだろう』と言われ、納得していた」などがあります。

甲状腺ホルモンの乱れによる症状は、どこか特定の部位だけでなく全身にさまざまな形で現れます。それも原因を突き止められないひとつの理由です。強い疲労感や食欲不振があって病院にかかったとしても、肝機能や腎機能の検査のみで『問題がない』と診断され、甲状腺までは調べないというケースもあります。残念なことに、健康診断の検査項目にも甲状腺ホルモンは入っていません。オプションの項目としてはありますが、受けようと思う人が少ないのが現状。調べる機会が少ないことも、発見が遅れる理由なのです」

よくある症状であること、検査項目にないこと。そして、そもそも甲状腺ホルモンについて知る機会がないことも、不調の原因をわかりにくくしていると言えます。この機会に、甲状腺ホルモンのことを考えてみましょう。それはきっと、不調を解決する糸口になるはずです。

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