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知っトク!?健康スキル

高血圧の原因!? 冬の寒さには、命の危険も(1/3)

掲載号 vol.39

冬に必要な血圧対策。冬に必要な血圧対策。

“万病のもと”と言われる、高血圧。血圧が高めの人は、減塩や運動などでケアをしていることでしょう。ただ冬は、意外なことが血圧に影響。寒い時期には、とり入れるべき対策があるのです!

記事内容

読了時間:10分

この先生に聞きました!

苅尾 七臣 先生

苅尾 七臣 先生

かりお かずおみ

自治医科大学
内科学講座循環器内科学部門 
教授

自治医科大学卒業後、兵庫県北淡町国民健康保険北淡診療所内科、コーネル大学医学部循環器センター、コロンビア大学医学部客員教授などを経て、2009年より現職。高血圧、動脈硬化、老年病学が専門。日本循環器学会専門医、日本心臓病学会専門医

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塩分だけじゃない!寒さで血圧が上がる理由

他人事ではない高血圧。減塩は、もはや常識。

体重、血糖値、血圧。この3つの数値は、健康管理のために日々チェックしておくべきだと言われています。増える・高くなると健康に悪影響。肥満・糖尿病・高血圧は、すぐに命にかかわる病気ではありませんが、慢性的に正常値を上回る状態が続くと、大きな病気につながってしまうからです。

血圧の基準については、2019年4月に見直されました(下のグラフを参照)。

新しい血圧の基準

新しい血圧の基準新しい血圧の基準

※診察室で計測した場合(単位:mmHg)参考文献:高血圧治療ガイドライン2019

高血圧の基準値(最高血圧140以上かつ/または最低血圧90以上)に変更はありませんが、高血圧と、正常高値血圧の間に【高値血圧】という分類が新たに加わりました。正常というわけではなく、いずれ高血圧になる可能性がきわめて高い状態だと言えます。分類の変更には、血圧を上げないよう、より注意すべきという意味があるようです。

高血圧が専門の、自治医科大学の苅尾七臣先生にお話をお聞きしました。

「血圧が正常値よりも高い状態が続くと、血管に常に負担がかかり、血管の内壁が傷ついたり、血管が硬くなったりして、動脈硬化が起こります。それによって脳卒中や心筋梗塞など血管系の病気につながっていくのです。」

“血圧高め”の人たちも含め、大きな病気を防ぐために、血圧のコントロールが必要。女性は、閉経後から血圧が高くなると言われていますし、男性は50代以上の60%以上が高血圧であるというデータもあります。自分だけでなく家族の血圧ケアを心がけている人も多いのではないでしょうか。血圧ケアとして効果的とされるのは、やはり減塩。健康作りにメリットが多い和食も、塩分が高いことが唯一の欠点だと言われていますから、私たち日本人にとって減塩は、常に心がけることのひとつになっています。

和食和食

血圧が上がりやすい冬。温度も、実は悪影響!

これから始まる冬の季節。血圧には特に注意が必要です。塩分以外にも血圧を上げてしまう要因が多くあるからです。年末年始は酒席も多く、ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎになりがち。寒さから外出がおっくうになり、運動不足にもなりやすいため、体重が増加しやすくなります。肥満も高血圧につながるのです。

そして、あまり知られていないかもしれませんが、〝冬の寒さ〟は血圧に大きく影響します。

「10月の末、気温が下がる頃から血圧は上がり始めます。夏に比べると、冬場の最高血圧はだいたい8上がると言われています。中には20以上、上がる人も。血圧は一日の中で変動するだけでなく、季節によっても変動するのです」

意外なことに、血圧を変動させる寒さは、家の中にもあります。

「ほっとする場所ですが、実は家の中にこそ、危険があるのです」

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