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知っトク!?健康スキル

40代は“目”の曲がり角!?『緑内障』の症状と予防(3/5)

掲載号 vol.39

「長身で痩せ型」「完璧主義」「近視」の人は、緑内障になりやすい。

高い眼圧のほかリスクはさまざま。

緑内障は、眼圧の高い人に起こりやすい病気だということは以前から知られています。眼圧とは、目がふくらもうとして内側からかかる圧力のことで、目の大きさを一定に保ち、機能させるために必要なものです。しかし、この眼圧が高くなり過ぎると、視神経を傷めるため、緑内障につながるのです。

「緑内障を発症するのは、男女ともに長身で痩せ型、完ぺき主義の人が多い。そういうタイプの人は、眼圧が上がりやすいのです。なぜかというと交感神経が優位になっている状態が長いから。興奮状態が続くと眼圧が上がりやすくなります。仕事が忙しいことなどによって興奮状態が続いたとき、食欲を感じなくなるような人は、気をつけたほうがいいでしょう」

ただ、眼圧が正常でも注意が必要です。

「高い眼圧は緑内障の大きなリスクですが、日本人には眼圧が正常でも緑内障を発症する人が世界一多く見られるのです。この正常眼圧緑内障にはさまざまな原因が考えられますが、そのひとつに、血流の悪さがあります」

眼底の血流が悪い人は、緑内障になりやすいということがわかってきたのだそうです。

「血圧が低い人は要注意。目は大事な器官ですから、多くの血液を目に循環させて、酸素や栄養を届ける必要があります。しかし、低血圧だと目に流れてくる血液が少なくなります。心臓から下へは、重力によって“落ちる”ような形で血液が流れますが、首から上へ送るには、押し上げるために高い血圧が必要。低血圧の人は、十分な血液を首から上に送ることができなくなります。その結果、十分な栄養や酸素が届かず、視神経に影響が出て緑内障を発症する可能性が高くなると言えます。また、眠っているときに、呼吸が一定時間止まったり、回数が少なくなる睡眠時無呼吸症候群の人は、届く血液の質が悪くなりますから、やはり緑内障のリスクが高くなります」

正常眼圧緑内障は近視との関係も。

さらに、近視の人も目の血流が悪いのだそうです。

「正視、つまり視力がいい人は目が丸いのに対して、近視の人は、目の奥行・眼軸長が伸びてラグビーボールのような形になっています。眼軸長が引き伸ばされることで血管も引き伸ばされ、血流が悪くなります。欧米諸国に比べて、日本には圧倒的に近視の人が多い。日本人に、正常眼圧緑内障が多いのは、近視が多いことが理由のひとつだと考えられています」

緑内障は、遺伝も関係していると考えられます。

「家族や身内に緑内障の人がいる場合、いない場合に比べて発症率が3~9倍高くなると言われています。家族歴があれば、『自分もなる可能性がある』と考えたほうがいいでしょう」

緑内障になりやすいのは、眼圧が高い人、交感神経が優位に働く人、血圧が低い人、睡眠時無呼吸症候群の人、近視の人、そして、近親者に緑内障患者がいる人。当てはまることが多いほど、注意が必要だと先生。

「低血圧で近視という人は多いかもしれません。リスクが重なると、やはり発症する可能性は高くなると言えます」

近視でない人も、緑内障発作にご注意を!

正視や遠視の人も、緑内障にかからないわけではありません。特に、急激に失明に至る可能性がある“緑内障発作”のリスクがあります。緑内障発作は、目の中を循環している水(房水)の出口である隅角が詰まることで発症します。目の痛みやかすみだけでなく、激しい頭痛や吐き気があるのが特徴。眼圧が上がるため、目が、まるでゴルフボールのように硬くなることもあります。この発作のことも考えて、定期的に眼科を受診し目の状態を調べておきましょう。

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