「~ねばならない」をやめる!NK細胞活性を高める健康習慣。
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「~ねばならない」をやめる!NK細胞活性を高める健康習慣。
免疫力の要であるNK細胞を活性化させるには、「やらなくてはならない」ものでなく、楽しんで続けられる習慣を持つこと。心が喜ぶことが最も大切なのです。「~ねばならない」という考え方から解放されましょう。
免疫力は生命力。楽しく生きるために。
健康のために、いろいろ心がけているのにいい変化が見られない。もしかしたらそれは、「~ねばならない」という思いで続けているからかもしれません。
「身体のために、と苦手なこともつらいことも、ガマンして続けるのはいいことではありません。『身体にいいからやらなければ』『悪いことはやめなければ』。そんな思いで続けることがNK細胞活性を弱めてしまうのです」
免疫力の要であるNK細胞を活性化させる方法は、大きく3つ。腸の健康を保つこと、生活リズムを壊さないこと、体温を下げないこと。それを、楽しみながら続けられるアイデアを右に紹介しています。もちろん、ほかにもいろいろあるはずです。自分に合うものを見つけていくのもいいでしょう。
「健康に生きる秘訣は、NK細胞を活性化させ免疫力を鍛えることです。強力なウイルスや細菌に感染しても、免疫力が高ければ発症を抑えることができます。免疫力は生命力。まずは自分の身体に備わっている、守る力を高めることから始めましょう」。
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身体にいいものをバランスよく食べる。それも大切ですが、どう食べるかもとても大事。ひとりであわただしく食べるよりも、家族や友人とおしゃべりしながら食べるほうが、NK細胞活性が高められます。好きなものを楽しく食べる機会も持ちましょう。
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笑うことで脳が刺激され、それが大腸の神経細胞に伝わると、免疫機能活性ホルモンが分泌されるのです。口角を上げて笑うフリでもOK。脳が幸せだと勘違いしてくれます。泣くこともリラックス効果がありますから、泣きたいときはガマンせず泣きましょう。
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NK細胞をはじめ、免疫細胞の約70%が存在している腸。腸が健康であれば、NK細胞の力も高まります。食物繊維や発酵食品、乳酸菌が腸内環境を整えてくれます。中でも一番簡単なのはヨーグルトを摂ること。相性のいいりんごやバナナと併せても◎。
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激しい運動は、有害な活性酸素が大量に発生し、終わった直後にNK細胞の力がぐんと弱まります。NK細胞活性には、週に3~4日、20~30分のウォーキングなど、ゆるめの"ちんたら運動"を。ハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌も高まります。
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NK細胞は1日の中で規則的なリズムをきざんでいます。昼は活性が高く、夜は低くなります。このリズムをくずさないようにすると、NK細胞の力が高まります。慣れない夜更かしはせず、生活リズムを整えて。NK細胞が減少する40代からは特に、無理をしないで。
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NK細胞は、体内温度37℃(脇の下の検温で36.5℃)以上で活発になります。身体を温めるのに、お風呂は一番いい方法。40℃ほどのお風呂に15分、ゆっくりつかりましょう。血圧が高い人、心臓が弱い人は半身浴がいいでしょう。
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細胞を作る材料になるのは、肉(牛肉、豚肉、鶏肉)や魚、卵、大豆、乳製品などに含まれるタンパク質。肉や卵はコレステロールを多く含んでいますが、コレステロールはがんを予防する働きがあるので、持病がない場合は気にせず摂るほうがいいでしょう。動物性タンパク質を摂っている高齢者は老化が遅く病気になりにくいというデータもあります。
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身体を温める食品の代表は生姜。辛味成分のジンゲロールには血流を促進し、体温を上昇させる働きがあります。赤唐辛子のカプサイシン、山椒のサンショウオールなども身体を温める成分です。にんにくに含まれるアリシンは熱を加えることで血行を促進する成分スコルジニンに変化します。蓮根やごぼう、ねぎなど根菜類も温める作用があります。
どうしようもなく喉が渇いているときに、ようやくもらったコップ半分の水。それを「半分しかない!」と思うか「半分ももらえた」と思うか。考え方、受け止め方によって健康状態や寿命に違いがあることを、ご存知ですか。特集記事「人生が変わる!ごきげんな生き方。」では、ポジティブに考える人が健康で長生きできる、まったく同じ内容の仕事でも「身体によい」と思いながら取り組むと健康効果が現れるなど、心の状態は健康につながっています。きっと、ストレスに立ち向かえるヒントがここでつかめるはず。