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知っトク!?健康スキル

筋肉だけじゃない!“つまずきやすい”のもうひとつの原因【転倒予防】(1/3)

掲載号 vol.49

年のせいだと思ってない?「できなくなった」を減らすには。

スタスタ歩けない、何もないところでつまずく。久しぶりの運動が上手くいかない……。思うように身体を動かせず“できないこと”が増えると「年をとったな」と感じてしまうもの。実はそれ、あきらめなくてもいいのです。改善する方法は、意外なところにありました。田園調布 長田整形外科の院長、長田夏哉先生にお話をうかがいました。

自粛生活で“感覚”が鈍ってきている!?

思うように動けないのは筋力だけの問題ではない

年齢はただの数字。変化していくのは自然なこと。年齢を重ねてそう思えるようになってきた筆者ですが、それでも時々「年をとったんだなぁ……」と感じることがあります。それは、昔できたことが、できなくなったとき。何もないと思っていたところでつまずいたり、久しぶりに縄跳びをしたら、ひっかかってばかりで、回すことさえできなかったり。昔はちゃんとできたのになぁ、と思うと、少し落ち込んでしまうのです。

思ったように身体が動かせないと、前向きな気持ちで運動に取り組めないかもしれません。

「子どもの運動会で、保護者リレーに出たお父さんやお母さんが、転倒することがよくあります。彼らは、きっと身体が衰えたと思っているでしょう。それは間違っていません。若い頃と比べると筋力は低下していると思います。ただ、転倒の原因は筋力の低下だけでなく、“感覚”を使いこなせていないこともひとつの理由です」

お話をうかがったのは、田園調布 長田整形外科の院長、長田夏哉先生。整形外科、スポーツ整形外科を中心に、自然療法などもとり入れながら“真の健康”を目指した治療を行う先生です。

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身体のさまざまな感覚を使えていない!?

走るには、足だけを使っていると思われているかもしれませんが、実は全身の“感覚”を使っています。例えば感覚器のひとつである目は、足と地面との距離や、次の走者までの距離、その間にあるカーブといった情報を集めています。皮膚もそう。足の裏で感じる地面の状態という情報を得ています。そうしたさまざまな情報を全身でとり入れ、脳が“走り方”を処理し、“走れ”という指令を出しているのです。転倒してしまうのは、その一連の流れが上手くいかないことも理由です」

私たちは身体を動かすときに、目や耳、鼻、舌、皮膚で感じる五感をはじめ、身体のさまざまな感覚を働かせています。つまずいたり、何かにぶつかったり、落ちそうなものをキャッチできなかったりという、生活の中での小さな失敗も、感覚を十分に使えていないことが原因のひとつなのです。

身体を上手く動かすために必要な感覚。実は長引くコロナ禍で、それが鈍ってきているそうです。

「このコロナ禍で感覚の鈍化が加速していると言えます。マスクをしたり、何かに触わることを控える生活は、鼻や皮膚の感覚を十分に使えていません。家という限られた空間の中で同じ景色しか見ない、同じ音しか聞かないということもあるでしょう。そんな生活が続くと、感覚器に入る刺激が減り、感度が鈍ってしまうのです」

生活の中の小さな失敗。この2年半の間に増えたと感じませんか?でもそれは、年をとったから、とあきらめることはありません。“できなくなった”を減らすことはできるのです。

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