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知っトク!?健康スキル

会話不足が“のどの老化”を進める!?声の変化の改善を目指すトレーニング(3/4)

掲載号 vol.45

つまずきやすいに要注意!『声帯』は踏ん張る力を生む

“かけ声”で、さらなる力を出せる!

さらにもうひとつ、お聞きします。最近つまずきやすくなった、と感じませんか?それも、また声帯をはじめ、のどの筋肉の衰えが原因になっている可能性があります。意外なことに、足腰の筋肉だけでなく、声帯の衰えも転倒リスクに関係しているのです。

「声帯をぴったり閉じることで、肺を風船のようにふくらませて身体を安定させています。地味な働きではありますが、そのおかげで踏ん張ったり、より大きな力を出すことができるのです。声帯をぴったり閉じられなくなると、そこから空気が漏れ、肺を風船のようにふくらませることができません。それで足元がふらついたり、しっかり踏みとどまることができなくなってしまうのです」

のどの筋肉の衰えと転倒リスクが関係しているとはなかなか想像しづらいものですが、日常の中で、肺を風船のようにふくらませる力を活用していることは多くあります。

「例えば重い荷物を持ち上げるとき。力を入れるために、ぐっと息を止めているはずです。無意識のうちにやっていることなので気づきにくいと思いますが、それこそが肺を風船のようにふくらませている動作なのです。『よいしょ!』『せーの!』などのかけ声を出すのも同じ。声帯は声を出すときに閉じられますから、肺に空気を閉じ込めて、踏ん張ったり、より大きな力が出せるようになるのです」

数多くのテレビ、ラジオ番組に出演している先生。ある番組で、こんな実験が行われたそうです。

「声を出したときと、息を吐いたときの握力を比べる実験を行いました。同じ男性が、声を出しながら握力計を握ると約50㎏だったのに対して、息を吐きながら握ると約35㎏ になってしまいました。このことからも、声帯が踏ん張ること、大きな力を出すことに関係しているとおわかりいただけると思います」

鍛えるべきは足腰だけではない。

太陽笑顔fufufuでは、何度か転倒が健康寿命に大きく関係することをお伝えしてきました。43号の特集『骨の衰えから起こること』では、【骨折・転倒】が要介護になった原因の3位であること、転倒やそれに伴う骨折によって、身体を自由に動かせなくなり、さらに筋力が低下するという負のスパイラルについてもお伝えしています。

「転倒は、それまでの生活を一変させる可能性がある怖いものです。足腰だけでなく、のどの筋肉も鍛える必要があるのです」

筋肉の衰えは20〜30代で始まっています。それは、のどの筋肉も同じ。誤嚥も転倒も誰にでも起こりうることですから「声が老けてきた」「食事のときちょっとむせる」「つまずきやすくなった」と感じているなら、今からのどのトレーニングを始めましょう。

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