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知っトク!?健康スキル

痩せない理由は○○のせい!?身体にある時計の秘密とは?(2/4)

掲載号 vol.15

時への意識が変わる!?体内時計®10の話。

美と健康のために重要な役割を果たしてくれている"体内時計®"は、生物が数億年もの時間をかけて獲得した、地球で生きていくための大切な仕組み。私たちの身体に備わる、そんな時計のメカニズムを理 解するための、10のトリビアをご紹介!

1,体内時計®は地球で生きるために。

ヒトはもちろん、地球に棲む生物すべてに体内時計®が備わっています。植物は、唯一のエネルギー源である光合成を効率よく行うために、時計を使って太陽が昇る時間を察知。小動物や昆虫も、安全のために、体内時計®を使って外敵の少ない時間帯を選び行動しています。つまり、生きていくために太陽のサイクルに適応する必要があり、結果として地球の自転に合わせた時計を獲得したと考えられているのです。

2,体内時計®には親と子がある。

1972年、脳に体内時計®があることが発見されました。視床下部の視交叉上核が体内時計®を司っていたのです。1997年には、その中に時を刻む時計遺伝子があることも発見。その後さらに、心臓や血管をはじめ身体のすみずみに時計遺伝子が見つかり、脳が親時計、そのほかは子時計として連動していることもわかりました。親時計は子時計を指揮し、地球の自転に合わせた約24時間のリズム(サーカディアンリズム)を刻んでいるのです。

3,1日のリズムは25時間!?

ヒトは太陽の動きによって1日の流れを感じ、約24時間のリズムを刻んでいますが、光が届かない暗闇でも、ほぼ同じリズムで生活することがわかっています。ただし、暗闇での生活リズムは、約25時間に。それによって、体内時計®は約25時間のリズムを刻んでいるのではないかと考えられています。通常はその1時間のずれを朝に光を浴びることでリセット。体内時計®を調整するためのそんな仕組みが、遺伝子に組み込まれていると言われています。

4,90分は基本のリズム。

体内時計®には、サーカディアンリズムのほかに、90分、7日、30日、1年などさまざまなリズムがあると考えられています。中でも、睡眠の基本サイクルである90分は、サーカディアンリズムを保持・強化するための基本のリズムだとも言われています。ちなみに、勉強や仕事などに集中できるのも90分が限界だとか(大学の講義が90分単位なのもそれが理由?)。90分ごとに短い休憩をとると効率がよくなり、勉強・仕事がはかどるそうです。

5,眠りと美に、メラトニンを。

体内時計®のリズムを整えるためには、太陽の光と食事、そして"眠りホルモン"として知られるメラトニンも重要。メラトニンは脳にある松果体から分泌され、朝起きてから約15時間後に血中に増えてきます。それによって親時計に夜の到来を知らせ、眠気をもたらしてくれるのです。ほかに抗酸化作用もあるメラトニン。しっかり作り出すためには、夜は光を浴びないようにしましょう。

6,腹時計は本当にある!

「お腹が空いたから、もうすぐお昼よ」。そんな風に冗談めかして会話の中に登場する腹時計ですが、身体の中に本当にあるのです。場所は、空腸(十二指腸にある小腸の一部)ではないかと言われています。腹時計は、ほかの子時計と違って、親時計の影響を受けない独立した時計。しかも、規則正しい食事によって体内時計®の調整までしてくれる優れた働きもあります。ちなみに、時計の針を合わせるためには、3食の中でも朝食が最も重要です!

7,子どもには体内時計®がない!?

一日の大半を眠って過ごしている赤ちゃんや、昼寝の時間が長い子ども。乳幼児がよく眠る理由は、まだ体内時計®が完成していないから。つまり時計遺伝子の働きが弱いのです。サーカディアンリズムが完成するのは5歳頃。体内時計®が未完成なそれまでの時期は、乳児なら1日12時間ほどしっかりと眠ること。幼児の場合は“早寝・早起き・朝ごはん”の習慣が何よりも重要になります。

8,女性は、体内時計®が乱れやすい。

現在20個ほどあると言われている時計遺伝子。女性ホルモンであるエストロゲンは、その時計遺伝子を調整する働きをしています。それによって女性の月経サイクルも一定に保たれているのです。男性にもエストロゲンはありますが、時計の働きはしていません。女性は、精密な時計を男性よりひとつ多く持っていることで、体内時計®に狂いが生じやすいと考えられます。

9,血圧にもリズムがある。

「測るたびに、血圧の値が違う」。そう感じている人も多いかもしれません。健康な人の血圧を24時間の中で繰り返し測ってみると、「昼間に高く夜に低い」というリズミカルな変化が見られます。実は血圧にもサーカディアンリズムがあり、規則的なリズムを刻んでいるのです。しかし、一日中血圧が高い人はこのサーカディアンリズムが弱くなります。血圧にリズムが見られなくなると、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすこともありますので、気を付けましょう。

10,長寿遺伝子+体内時計®で老化防止。

老化のスピードをコントロールする長寿遺伝子と、体内時計®との関係が最近注目されています。長寿遺伝子を働かせるための酵素にもサーカディアンリズムがあり、それが乱れると、酵素の活性や老化のスピードにも影響。規則正しい生活リズムが長寿遺伝子のリズムを正常にし、老化を防いでくれていると考えられているのです。やはり規則正しい生活は美と健康に大切!

「体内時計」は、ロート製薬株式会社の登録商標(第5093717号)です。

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