食欲が落ちた時には野菜をジュースで!
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食欲が落ちた時には野菜をジュースで!
食欲が落ちた時には野菜をジュースで!
厳しい暑さからどっと疲れが出たり、降り注ぐ紫外線で肌の調子が悪くなったり。おまけに食欲不振になりがちで夏は肌にも身体にも過酷な季節。そんな時は、スムーズにいただけるジュースで、野菜のチカラをチャージして。
過酸化脂質が右肩下がりに。抗酸化力アップのしるし。
肌にも身体にもトラブルが起きやすい夏は、抗酸化系野菜をたっぷり摂りたいもの。でも食欲が減退してなかなか野菜を摂りづらい……ということもきっとあるはず。そんな時は、野菜をジュースで摂りましょう。それだけでも、美容に健康に十分役立ちます。「『ベジマルシェ』では、9人のスタッフで4週間、キャベツやレタスなどを使ったジュースを1日1杯飲み続けてみたことがあるんです。すると、開始から2週間後、4週間後に変化が起こり、活性酸素で身体が酸化していないことを示す指標のひとつである過酸化脂質の減少が、全員に見られたんです。また『お通じがよくなった』『肌がきれいになった』など、嬉しい効果を実感する声も多く聞かれました。つまりジュース1杯でも、野菜の抗酸化力による身体の変化は期待できるということ。簡単ですので、ぜひ取り入れてください」
4週間野菜ジュースを飲んで身体が変わった!
9人のスタッフが、4週間毎日同じ野菜ジュースを約200cc飲んだところ、右のグラフのような結果に。9人全員が、酸化していないことを示す指標のひとつ・過酸化脂質が、右肩下がりで減少しています。つまりその減少は、抗酸化力アップを示しているのです。
緑のからだすっきりジュース
レタス100g、キャベツ70g、りんごジュース200cc、レモン汁少々
食物繊維もたっぷりな免疫系野菜をメインにしたさわやかな味わいのジュース。りんごジュースは市販のものでもOKです。(2月末~2月末に行ったため、旬の免疫系の野菜を使っています)
夏におすすめの旬の野菜ジュース
抗酸化力アップに効果的で、比較的簡単に作れる野菜ジュースのレシピを、市野先生にご紹介いただきました。
それぞれ老化予防、冷房対策、美肌と、女性必見のラインナップです。
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アンチエイジングジュース
キウイ(ゴールド)1個、グレープフルーツ1/3個、ペパーミント1枚、水50ccキウイの中でも、ゴールドキウイは抗酸化力の高い品種です。また、グレープフルーツの苦みであるナリンギンも、抗酸化力の強いポリフェノール。抗酸化力の代表であるビタミンCもたっぷり含まれた、アンチエイジングには欠かせないジュースです。ペパーミントで飲み口をすっきりと仕上げました。
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冷房対策ジュース
オレンジ1個、パプリカ1/2個、生姜2g、水50cc冷えに効果的なビタミンはB群とC、E。そこで、ビタミンCとB群の仲間・イノシトールが含まれるオレンジと、ビタミンC、Eが豊富なパプリカ、身体を温める生姜を組み合わせました。生姜のピリリとした風味がアクセントの、飲みやすい一杯です。
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美肌ジュース
トマト1個、グレープフルーツ(ルビー)1/3個トマトのカロチンは肌の潤いに必要なビタミンです。また、グレープフルーツのビタミンCは、コラーゲンを作る大切なビタミン。シミやそばかすの原因となるメラニン色素を防ぐ、美肌のためのジュースです。酸味とさわやかな喉ごしを楽しめます。