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ほっこり癒しの時間

桜の名所、鶴ヶ城へ♪幕末ロマンに出逢う会津若松の旅(2/2)

掲載号 vol.12

記事内容

読了時間:9分

人々の郷土愛と歴史が支える文化に触れて。

次に向かったのは会津若松の文化を伝える七日町。会津が生んだ偉人、野口英世ゆかりのカフェ『會津壹番館(あいづいちばんかん)』をはじめ、古い蔵や洋館を再利用した風情ある建物が軒を連ねるエリアです。会津伝統の漆製品を扱う『坂本これくしょん』もそのひとつ。この店の品ぞろえは他と少々異なり、椀や箸よりもアクセサリーがその中心を占めます。漆塗りの固定概念を覆すそれらを手がけるのは坂本理恵さん。ニューヨーク近代美術館にも作品が永久収蔵される実力派の作家です。「表情豊かな会津の自然からインスピレーションを得ます」と語る坂本さん。個展や催事で全国各地を飛び回る彼女ですが、「やはり会津がいちばん」と、穏やかに微笑む姿が印象的でした。

そして、会津といえば、赤べこを思い浮かべる方もいるでしょう。地域に伝わるお守りのひとつだった赤べこ。それが全国的認知を得たのは、昭和36年に『笑美(わらび)』の赤べこが年賀切手の意匠に使われたことがきっかけだとか。その後も時代に即した新しい赤べこを次々に生み出してきた『笑美』は是非足を運びたい一軒です。さらにもうひとつ、会津を代表する伝統工芸には絵ろうそくも。そこで、昔ながらの製法にこだわった本物に出合うため、老舗の『小澤ろうそく店』を訪問しました。炎だけでなく、描かれた花々がいにしえの暮らしを明るく照らしたという絵ろうそく。店の中は一年中花盛りです。

さて、「会津の文化は食にもあり」と、いうことで、今夜は郷土料理をいただける『いろりの宿 芦名(あしな)』へ。会津藩士たちも愛したという東山温泉に位置するこの宿は、その名の通り、囲炉裏が特徴。じっくりと焼き上げた地産の岩魚や会津地鶏のつくねをはふはふと頬張りながら、幸せな夜は更けていくのでした。会津魂に身も心も満たされて、明日からも笑顔で過ごせそうです。

身に着ける会津漆を提案する稀少店。
坂本これくしょん

漆製品の店は数あれど、アクセサリーがこれほどそろうのはここだけ。伝統的技法を用い、坂本理恵さんが一つひとつ丁寧に制作したペンダントやイヤリングは、いつもの装いをグレードアップしてくれること必至です。
会津若松市大町1-4-51 ☎0242-25-4111
営業時間/10:00~17:30 無休
交通/まちなか周遊バスハイカラさん「大町二之町」停下車すぐ

500年の伝統を守る会津絵ろうそくの老舗。
小澤ろうそく店

品質と芸術性の高さが海外でも絶賛された会津絵ろうそくの専門店。受け継がれる手技から生み出される絵ろうそくは、まじめで誠実な会津の人の人柄そのものです。優しい灯りと花模様に癒されて。
会津若松市西栄町6-27 ☎0242-27-0652
営業時間/9:00~19:00 無休 料金/絵付け体験¥850も受付(※要事前予約)
交通/まちなか周遊バスハイカラさん「野口英世青春広場前」停下車3分

家族へのお土産に愛らしいお守り、赤べこを。
笑美(わらび)

昔ながらの手張りにこだわる荒井工芸所の直売店。ゆったり&シブい人生への思いが込もるシニア世代のための「柿渋べこ」や、若い女性の幸せを願った「ももべこ」など、新しいタイプの赤べこもそろいます。
会津若松市七日町2-40 ☎0242-27-7666
営業時間/10:30~17:30 水曜休
交通/まちなか周遊バスハイカラさん「七日町中央」停下車2分

野口英世ゆかりの洋館でいただく本格コーヒー。
會津壹番館(あいづいちばんかん)

英世が火傷の手術を受けた病院を改装したカフェ。当時のままの造りが残る空間で、旅の小休止を。自家焙煎豆のこだわりコーヒー目当てに足しげく通う地元の人も多数。自家製デザートも人気です。
会津若松市中町4-18 ☎0242-27-3750
営業時間/8:00~20:00 無休
交通/まちなか周遊バスハイカラさん「野口英世青春館前」停下車すぐ

こだわりの食材で会津の食文化を伝える宿。
いろりの宿 芦名(あしな)

レトロな佇まいに懐かしさを覚える宿。囲炉裏を据えた食事処でいただく料理は地産地消がモットー。源泉かけ流しの天然温泉で身体の芯から温まった後は、滋味に富んだ会津郷土料理で心までぽかぽかに。
会津若松市東山町湯本下原232-1 ☎0242-26-2841
料金/1泊夕・朝食付き1人/¥16,950~
交通/まちなか周遊バスハイカラさん「東山温泉駅」停下車7分

市内観光には「まちなか周遊バス」が便利。「ハイカラさん」と「あかべぇ」の2種あり。レトロな車体が旅情を盛り上げてくれます。共に1回券¥200、共通1日フリー券¥500


市内のあちこちで見かける「会津っ子宣言」の立札。会津藩の子どもたちへの教えが現代風にアレンジされたもので、これを日々唱和する小学校もあるとか

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