食べて、笑って、明日のための元気をチャージ
食を大いに楽しむことも、あふれるパワーの源。
江戸時代には米やさまざまな産物が集まり、物流の中心となって天下の台所と呼ばれた大阪。街の人々は、豊富な食材をいかにおいしく、ムダなく食べるかを追求。これが食い倒れの原点とも言われています。そんな大阪を代表する『黒門市場』は、「散策しつつ食べ歩きができる」と、ここ数年で観光客からも注目を集め、イートインスペースを備える店が増えています。鮮魚店『黒門三平』でも好みの品を購入したらスグ、奥のテーブルでいただくことができます。リーズナブルに、鮮度抜群の寿司や刺身を味わえるのは市場だからこそ、ですね。
さて、大阪の食といえば“粉もん”も外せません。自分で焼けるたこ焼き店『蛸のつぼ』は、味わうだけでなく、作る過程も楽しめるとあって満足度も２倍。おいしく食べ尽くすだけでなく、〝食〟をエンターテインメントとして楽しませる感覚に脱帽です。
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食道楽たちの胃袋を預かる、ホンマもんの市場。黒門市場
天下の台所と呼ばれ、約150の店、あらゆる食品がそろいます。江戸後期に魚商人がこのあたりで売買をしたのが起源といわれ、約3割が鮮魚店。活フグなど大阪ならではの専門店も。
●大阪市中央区日本橋 ☎06-6631-0007 営業時間／店舗により異なる アクセス／地下鉄・近鉄日本橋駅すぐ
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目指せ！大阪人。自分で焼くたこ焼き。蛸のつぼ 南船場店
ミナミにはたこ焼き店が多いけれど、こちらは自分で焼くことのできる珍しいスタイル。スタッフがアドバイスしてくれるので初心者も安心。お好み焼きや鉄板焼きメニューも充実しています。
●大阪市中央区南船場4-8-8 ☎06-6282-1201 営業時間／平日11:30～14:00（LO13:00）、17:00〜23:00（LO22:00）、土11:30〜23:00（LO22:00）、日祝18:00〜22:00（LO21:00）） 無休 アクセス／地下鉄心斎橋駅より徒歩5分
笑いがもたらす元気効果を痛感。
芸能は大阪文化の柱であり、特にお笑いは大阪人の心のよりどころのようです。『なんばグランド花月』での、舞台と客席全体が笑いのエネルギーに包まれるライブは、テレビでは得られない興奮が。声を上げて思いきり笑えば気分も晴れ晴れ。明るく賑やかな街並み、豊かな食文化、笑いが凝縮されたパワフル・ミナミを巡り、しっかりと充電できました。
最後に訪れた『難波八阪神社』には、大きな口が苦難を呑み込み、幸福をもたらすという巨大な獅子殿が。歴史ある神社に日本一大きな獅子を作って人々に幸運を。これも太っ腹な大阪らしい発想。「明日もがんばろう」と、笑顔で締めくくれた旅でした。
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年中無休で連日満席。大阪が誇る笑いの殿堂。なんばグランド花月
客席約800という吉本興業最大の劇場。漫才などのネタと新喜劇の公演を年中無休で楽しむことができます。開演前に芸人が観客の誕生日などの記念日を祝うサービス（予約制）も。
●大阪市中央区難波千日前11-6 ☎0570-550-100（チケットよしもと予約問合せダイヤル） 公演日時／公演スケジュールは日によって異なる 無休 入演料／本公演（漫才や落語、新喜劇がセットになった公演）は前売・当日券共に¥4,700（1階席） ¥4,200（2階席） アクセス／地下鉄なんば駅より徒歩3分
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人々に福をもたらす、日本一大きな獅子舞台。難波八阪神社
古くから難波一帯の氏神様として親しまれる神社。巨大な獅子頭の形をした舞台が有名で、その大きな口で万民の苦難、邪気を呑み込み、勝運を招くと全国から参拝者が訪れます。
●大阪市浪速区元町2-9-19 ☎06-6641-1149 開門／6:00～17:00 アクセス／地下鉄なんば駅より徒歩10分
