vol.22
美と健康に、とても大切な食物繊維。でも「摂るのは難しい」と思っていませんか?食材・手法など、ちょっとしたアイデアをプラスするだけで食物繊維がアップ。いつもの料理が、ヘルシーに変わります!
里芋のタラモサラダ
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里芋のタラモサラダ
独特のねっとり食感がクセになりそうな満腹サラダ
材料(2〜3人分)
- 里芋…200g(5~6個)
- 卵…1個
- ロースハム…2枚
- セロリ…1本
- きゅうり…1/3本
- 玉ねぎ…1/8個
- パセリ…1g(軸を除く)
- たらこ…1腹
- マヨネーズ…大さじ3弱
- 塩…ひとつまみ
- 胡椒…少々
- ピンクペッパー…少々
作り方
- 里芋は皮をむき、つぶせるほどの柔らかさになるまで熱湯で10分ほど茹でる。茹で上がったらザルにあげ、ボウルに移して大きめのスプーンでお好みの食感になるまでつぶす。
- 卵は13分茹で、固めの茹で卵にしたら殻をむき、1cm角に切る。
- ロースハムは横に4等分して1cm幅に切る。セロリは薄切りにする。
- きゅうりは輪切りにして塩揉みしておく(塩は材料分量外)。玉ねぎは繊維に沿って薄切りにし、水にさらして辛味が抜けたら水気を切る。パセリはみじん切りにし、トッピング用に少量とり分けておく。
- 皮を取ったたらことマヨネーズを混ぜ合わせる。
- 〜をボウルに入れ、塩・胡椒を加え、味が均一になるように混ぜ合わせる。
- 彩りにピンクペッパーとでとり分けておいたパセリを少量散らせる。
- 魚卵とにんにくを、マッシュしたじゃがいもに混ぜる地中海料理のタラモサラダ。日本でもおなじみですよね。今回は里芋で作ってみました。里芋はじゃがいもより食物繊維が豊富で、カロリーが低く食べごたえも満点です。残ったらコロッケやサンドイッチの具材としても使えますし、たらこを明太子に変えたり、アンチョビを加えればお酒のおつまみとしても最適です。里芋はつぶし過ぎると粘り気が強くなるので、作るときはお好みで調節してくださいね。
市野 真理子 先生
いちの まりこ
デザイナーフーズ株式会社
『生命食セミナー』講師
管理栄養士
野菜の機能性や、食のあり方を発信する『生命食セミナー』で講師を務めるなど、幅広く活躍