Vol.3
美と健康に必要な筋肉。
その鍛え方をご紹介します。
背中周りスッキリを叶える!
読了時間:4分
背中周りスッキリを叶える!
こんなこと感じていませんか?
- □背中が丸くなってきた
- □肩こりが気になるい
- □脇の後ろ側がたるんできた
- □肩甲骨のラインがきれいな後ろ姿になりたい
- □おなかがぽっこりとしてきた
ひとつでも当てはまる人は……
背中の筋肉が衰えると姿勢が悪くなるだけでなく、前屈みの姿勢になってしまうことでお腹もぽっこりしてます。寒くて動きたくなくなる時期ですが、背中の筋肉を鍛え、背筋がまっすぐ伸びた後ろ姿美人とお腹周りスッキリを目指しましょう。
背筋&肩甲骨周りの貯筋で美しい姿勢に。基礎代謝もUP!
鏡の前でスタイルや姿勢を見ても、後ろ姿のチェックは難しいものです。だからついつい、背中の貯筋を怠りがち……。
現代の生活は座っていることが多くなったことで、前かがみになり、背中が丸くなった姿勢の人が増えているようです。しかしそれが、背中の筋肉の衰えの原因となります。背中の筋肉が衰えると、その影響は姿勢だけでなく脇の後ろ側のお肉やお腹のたるみにまで出てきます。また、筋肉の衰えをそのままにしていることが、肩こりを引き起こす一因にもなってくるのです。
冬は動くのがおっくうになりがちですが、薄着になる春に向けての準備のつもりで背中の筋肉を鍛えておきましょう。姿勢がよくなると、後ろ姿から若々しい印象を与えることができます。また、血行がよくなるので、肩こりの予防やむくみの解消にもなります。さらに基礎代謝もUPするので、太りにくい身体作りにもつながりますよ。
1回5分、背中周りの貯筋への道。
背筋を正し、お腹とお尻のラインがすっきりするエクササイズをご紹介します。
肩が重く、肩甲骨の間が温かく感じられたら筋肉が使えているサイン!
エクササイズの基本
まずは1セット15回×2を、週に2回ほどを目安に無理なく行える範囲で続けてみましょう。楽に回数をクリアできるようになったら1セット20回×3を目指しましょう。
基本の姿勢
足を肩幅よりやや狭めに開き、グッと胸を張って肩甲骨の間が開かないようにします。回数を重ねると背中が丸くなりがちなので、真っ直ぐになっていることを意識しながら行うことが、後ろ姿美人への近道!
- お尻を突き出すようにして背中が水平になるように腰を曲げ、膝も少し曲げます。腕は地面に垂直に下ろします
- 腰を曲げたまま、肘をグッと持ち上げます。肩甲骨の間が狭くなっていると感じられる位置まで上げましょう
- 肘から指先までを顔のあたりまで上げます。肩甲骨の間が狭くなったと感じられないときは、手のひらが顔を越える高さまで上げます
- イスやテーブルに片手を置いて身体を支えながら、支えている手と反対側の足を背中と一直線になるように上げます。ペットボトルもしくはダンベルを持った手をまっすぐ下ろします
- 肩甲骨の間が狭くなっていると感じられる高さまで肘を上げ、ゆっくりと下ろしていきます