「保存・選び方・レシピ」農家に聞く!野菜の基本〈夏野菜〉トマト
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「保存・選び方・レシピ」農家に聞く!野菜の基本〈夏野菜〉トマト
「保存は冷蔵庫に入れておけばいいの?」「野菜はどこを見て選ぶといいの?」「どうやって食べるとおいしいの?」そんな疑問を、野菜を知りつくす農家の方にお聞きしました!
冷蔵・冷凍・保存食など、おいしく長持ちさせる方法をご紹介。
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水滴を拭き取る
保存中に湿度差が発生しないよう冷蔵庫での保存時はキッチンペーパーなどで水滴を拭き取る。
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小分けにする時は
湯むき後にトマトの皮を湯むきし、ざく切りにします。
袋に入れるときはできるだけ空気を抜いて密閉。
冷たいままデザートにしたり、スープや煮込み料理にしておいしく食べられます。
スーパーなどお店に並ぶトマトは収穫してから赤く熟したものが多い。
だから、熟す頃にはヘタの葉が萎れていることがありますので、鮮度を見るうえで瑞々しいヘタは重要なポイントです。また、熟し加減はヘタの方までしっかり赤くなっているか。すみずみまで赤く色づいたトマトが、甘くておいしいトマトです。
緑のヘタと真っ赤な果肉が食べごろのサイン
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鮮度を見るうえで
瑞々しいヘタは重要なポイント -
ヘタの方までしっかり赤くなっているか
すみずみまで赤く色づいたものが甘い!
抗酸化作用の強いリコピンを含むトマト。ビタミンCも豊富でお肌やアンチエイジングにうれしい野菜です。そんなトマトをもっとおいしく食べるためのコツをご紹介。
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生でそのまま
オリーブオイルと一緒に
イタリアでも定番の組み合わせ。
おいしいだけでなく脂溶性のリコピンは油と一緒に食べると吸収率が良くなります。
油分を含むチーズやアボカド、ドレッシングなども相性バツグン。 -
加熱調理で
料理の幅が広がる万能野菜
パスタやグラタン、スープはもちろん、意外な料理にも合うトマト。
カレーやハヤシライス、ビーフシチューに加えると、トマトの酸味が効いたさっぱりとした味わいが楽しめます。 -
産地の定番
ピューレで時短料理に活躍
産地ではピューレやトマトソースもよく作られています。さっとスープやパスタが作れるだけでなく、焼き菓子にも使えるピューレ。
トマトの食べ方がもっと広がります。冷凍保存もできます。【材料(4人分)】
- ・トマト…3〜8個
- ・塩…少々(お好みで)
【作り方】
- よく洗ったトマトのヘタを取り4等分にしてミキサーにかける。
- ミキサーにかけたトマトを家庭用のざるで裏ごし。
- 裏ごししたトマトを焦げ付かないようにあくを取りながら煮込む。
- 煮詰めたら、冷してトレイなどに移す。