病院に行くほどではないけれど、「何とかしたい!」困りごとに、薬剤師の小原先生が、役立つアイテムやアイデアをご提案します!
読了時間:分
今号のお悩み
教えて!薬剤師さん
最近、就寝中に足がつることが多く、寝るのが怖いくらいです。こむら返りを予防する方法があれば教えてほしいです。
(54歳・あさみ)
お答えします!
こむら返りの予防で大切なのは、水分とミネラル補給です。筋肉の疲労や血行不良もこむら返りの原因ですので、寝る前の冷え対策やストレッチを習慣的に行いましょう。
(小原 道子 先生)
筋肉の動きにかかわる電解質・ミネラル補給を。
こむら返りは、突然筋肉が硬く収縮し、激しい痛みが生じるものです。実は私も就寝中に足がつりやすく、あさみさんの気持ちがとてもよくわかります。
その原因は、運動による筋肉疲労、水分・ミネラル不足、加齢による筋肉量の低下やホルモンバランスの乱れ、冷えによる血行不良など、さまざまです。
予防には、筋肉の動きを調整する働きがある電解質、マグネシウムやカルシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルの補給が大切です。普段の水分補給には、水道水よりミネラルウォーターがおすすめです。また、激しい運動をした日の夜なども足がつりやすくなりますから、運動時にはスポーツドリンクで電解質の補給を。サウナや暑さで大量に汗をかき、脱水症状があるときは、経口補水液を摂るとよいでしょう。
日中だけでなく寝ている間も呼吸や発汗によってコップ1〜2杯(200〜300ミリリットル)の水分が失われると言われます。枕元には、いつでも水分を補給できる準備をしておくと役立ちます。
冷え対策やフットケア、足の血流を促す習慣を。
睡眠中は、身体をあまり動かさないため血流が滞りやすく、足の筋肉に酸素やミネラルが十分に届きにくくなり、こむら返りの原因になることがあります。足の血流を促すアイテムとしては、お休み用のソックスやレッグウォーマー、疲れを和らげる足裏シートがおすすめです。また、就寝前のストレッチも疲労回復や血流改善に効果的。ベッドの上で寝ながら足首をゆっくり動かすだけでも十分なので、あさみさんもぜひ寝る前に試してくださいね。
頻繁に足がつる場合は、漢方薬やサプリメントを用意しておくといいですよ。こむら返りの緩和には、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が用いられ、痛みが起きたときに服用すると、筋肉の過剰な収縮を速やかに鎮めてくれます。ただ、服用中の薬や持病のある方は注意が必要なので、必ずドラッグストアで相談してくださいね。
寒さによる冷えや空気の乾燥が気になる冬は、血行不良や水分不足からこむら返りが起きやすい季節。ミネラル豊富な食事や水分補給、冷え対策を心がけましょう。
枕元に水分補給&薬の備えを。
睡眠中は汗や呼吸で気づかないうちに水分が奪われるので、枕元には経口補水液やミネラルウォーターを。こむら返りの対策として痛みを鎮める漢方薬やサプリメントも一緒に準備しておくと安心ですよ。
毎日の食事に、ミネラル豊富な食品を。
- カルシウム … 牛乳、チーズなどの乳製品、大豆製品、小魚など
- マグネシウム … アーモンドなどのナッツ類、海藻類、ほうれん草など
- ナトリウム … 醤油や味噌、梅干し、漬物など
- カリウム … 野菜、バナナ、芋類、大豆製品など
こむら返りを防ぐ寝る前ストレッチ。
つま先を自分のほうへ引き寄せ、ふくらはぎを伸ばす。次に、つま先を遠くへ突き出しながら、すね、ふくらはぎの前面をストレッチ。
つま先で円を描くように内回し、外回し。
つま先から脚全体を左右にパタパタゆらす。ふくらはぎの筋肉を意識しながら行うのがポイントです。
痛い! こむら返りのお悩みに。
錠剤 48錠 ¥990/ 120錠 ¥2,200(税込)
ゼリータイプ 12g×4包 ¥990(税込)
【第2類医薬品】
販売名:ツラレス
編集部では、小原先生に相談したいことを募集中。
日頃のお困りごとや周りの方には聞きづらい内容など、ぜひお送りください。















