ロート製薬は世界110か国以上で事業を展開しています。その国で人気の商品を通して、日本とは異なる文化や健康事情を、現地に滞在経験のあるスタッフが紹介します!第7回は『ポーランド共和国』。欧州の中央に位置し、北部はバルト海に面する国。面積は東欧最大で、美しい自然、世界遺産登録の町並みや歴史的建造物など多彩な魅力を持つ。
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凍える寒さと、激しい乾燥。厳しい環境から肌を守るアイデア
ポーランドはどんな国?と思う方も多いかもしれませんね。ショパンの故郷であり、中世の趣が漂う町並み、愛らしい陶器や雑貨など豊かな文化芸術を誇る国です。
一年を通じて首都ワルシャワは東京より気温が低く、冬は凍える寒さです。ときにはマイナス20℃になることも!屋内は暖房が効いており、外との寒暖差が大きいんです。寒さ、乾燥、寒暖差と、肌には厳しい環境。だからこそ、ポーランドならではのアイデアで肌を守るケアを大切にしています。
冬は曇天が多く、日照時間も短くなって、冬至の頃は15時半に暗くなるほど。そのため、人々は夏を心待ちにしています。夏になると皆、光あふれるテラスで食事を楽しみ、野外イベントなども大賑わい。肌を守りながら小麦色の肌を演出するのも夏の楽しみです。
マイナス20℃の寒さから肌を守る
冬専用クリーム
ポーランドには、冬場の外出時に使う「ウィンタークリーム」というものがあります。乾燥はもちろん、氷点下の気温や冷たい風から肌を守ってくれるクリームです。真冬はメイクよりもスキンケアを重視せざるを得ない環境になるので、マイナス20℃でも効果を発揮してくれるウィンタークリームは欠かせないアイテム。肌なじみのよい化粧品に慣れた日本人には、きっと驚くほどのこってり感ですが、薄い油の膜がハードな環境から肌を守ってくれるのです。よりガード力の高いウィンタースポーツ用や子ども用もあるんですよ。
バスタイムのボディケアで
しっとりすべすべ肌に
寒さや乾燥から肌を守る意識が高い女性たちは、ボディケアも怠りません。保湿のクリームやローションなど、多様なボディアイテムがあります。中でも、バスタイムにオイルパックで保湿しながらマッサージして、肌を整える商品が昔から人気。天然のオイルをベースに、肌をなめらかにしてくれる砂糖、果実やハーブなどの天然由来の保湿成分や栄養成分が入っています。私も使ってみると肌がしっとり、すべすべになりました!最近は柑橘類を使ったアイテムが売れています。「肌が柔らかくなり、しっとりする上、よい香りでリラックスもできる」と好評です。
夏を謳歌している象徴!
紫外線を浴びることなく
小麦色の肌を演出
ポーランドでも、そろそろ短い夏が始まります。こちらの人々にとって、夏を謳歌している象徴のひとつが小麦色の肌。日本では白い肌に憧れる人が多いのですが、ポーランドでは「夏は小麦色の肌がステキよね」という女性が結構いるんです。とはいえ、紫外線は光老化につながるので避けたい。そこで、ファッションとして一時的に肌を小麦色に見せるアイテムを活用します。ジェルやローション、ウエットティッシュのようなシートタイプなど、さまざまな形状があります。一週間もすれば自然にもとに戻るので、気軽に小麦色の肌を楽しめるんですよ。
※海外で展開している商品のため、国内ではご購入いただけません。ご了承ください
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