ロート製薬は世界110か国以上で事業を展開しています。その国で人気の商品を通して、日本とは異なる文化や健康事情を、現地に滞在経験のあるスタッフが紹介します!第6回は『スリランカ民主社会主義共和国』。インド洋に浮かぶ島国。世界有数の紅茶の産地で、かつての国名【セイロン】は紅茶の代名詞としても知られています。豊富なスパイスを使ったカレーと米が食事の定番。
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アーユルヴェーダが伝承される国、スリランカの今どきスキンケア
スリランカは、インドと並ぶアーユルヴェーダの聖地です。アーユルヴェーダとは、五千年の歴史を持つ世界最古の伝統医学。人間が本来持っている生命エネルギーを【ドーシャ】と呼び、そのバランスが体質や体調に影響するとされています。薬草を利用したマッサージや食事、さらにヨガや瞑想など、さまざまな方法でドーシャを整え、心身の健康を目指します。
ドーシャのバランスは一日の中で変化するため、朝昼晩で過ごし方を変えるなど、人々の生活スタイルにもアーユルヴェーダが影響しているんですよ。スキンケアにおいては、最新の皮膚科学に基づく製品を受け入れながら、アーユルヴェーダの考えも大切にします。植物をはじめとする自然の力と最新科学を組み合わせたアイテムも注目されています。
ニキビは治せるもの!?
伝統的な植物の力で
人気となったケアアイテム
脂っこいもの、辛いもの、甘いものを好む人が多いスリランカでは、20代前半までニキビが続く人も……。以前は、ニキビは誰もがなるものなので、ケアをするという考えはありませんでした。そんな中、スリランカ初のニキビケアアイテムとなる『アクネス』シリーズが出ると、「ニキビは治せる!」と評判になり、ケアをする人が増えたんです。さらに、アーユルヴェーダを信じる人が多いスリランカにはアーユルヴェーダ医薬品というものがあり、そこで使われるアロエと、殺菌効果のあるニームを配合した洗顔ジェルを開発。保湿力に優れたこのアイテムは、昔からなじみのある薬草を使っている安心感もあって、人気なんですよ。
時間帯によって
行動を分ける習慣は
スキンケアにも!
アーユルヴェーダが根付くスリランカでは、人々は一日の中で変化するドーシャのバランスに合わせて過ごします。例えば、朝は散歩やヨガをして、乳製品などを避けて軽い食事を。昼食はしっかりと食べ、疲れが出る午後は温かいお茶を飲む。夕食は体を冷やす食材や油ものを避け、夜は10時までに就寝。それぞれの時間帯に意味があり、行動に取り入れています。このような考えから、スキンケアアイテムも朝夜で使い分ける人が多いんです。最近のスリランカでは肌の透明感をアップさせるアイテムが人気で、アクネスの『ピュアホワイト』もそのひとつ。お肌のバランスを整えるために、夜専用として使われているんですよ。
若返りの果実・アムラ。
昔も今も美と健康に欠かせない
ビタミンC!
アムラはビタミンCやポリフェノールが豊富で、アーユルヴェーダの世界では【若返りの果実】とも言われます。昔から食用や髪・肌のケアなどに愛用されてきました。アムラにどんな成分が含まれているかを知らずとも、人々はその効果を実感していたんですね。ネットなどで健康や美容の情報に接することが増え、ビタミンCの効果が広く知られるようになった今、シミやニキビ対策に、と喜ばれているのがピュアビタミンC配合の美容液『アクネスC10』です。アムラのように、さまざまな肌トラブルの原因を抑えるアイテムとして、女性たちに支持されています。
※海外で展開している商品のため、国内ではご購入いただけません。ご了承ください
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