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ほっこり癒しの時間

絞りたてのオリーブオイル、醤油会席に舌鼓!夏の小豆島の旅(2/2)

掲載号 vol.9

記事内容

読了時間:8分

食べて、見て、体験して。スローな旅は大人のご褒美。

次に向かったのは島有数のオリーブ農園『井上誠耕園』。2000本ものオリーブが柑橘の木々とともに緑のグラデーションを織り成し、マスト・ビュースポットに加えるべき美しさです。
鮮度が命のオリーブオイル。畑の中に搾油所があり、隣接する『カフェ忠左衛門』では搾りたてのオリーブオイルを使った料理をいただけます。地元で穫れた魚介や野菜の魅力を存分に引き出す巧みなアレンジで、ひと口味わうごとに「オイルも果汁なんだ」と改めて気づかされます。カフェを出た後は直営ショップに立ち寄って、気に入ったオイルを入手。これで料理の幅が少しでも広がりますように。

古くから“醤の郷(ひしおのさと)”と呼ばれるほど醤油造りが盛んな小豆島。数ある醸造所のうち、いくつかの蔵は見学もできるというので、実直な醤油造りで評判の『ヤマロク醤油』へおじゃましました。蔵の中はほの暗く、独特の香りが立ち込めています。天然の酵母菌や乳酸菌が長い年月を経て空間内のいたるところに棲み着き、それが醤油を育てているとか。手間もコストもかかる昔ながらの製法にこだわり続ける原動力は、「次の世代へ受け継ぐため」と五代目の山本康夫さん。
島の自然を、歴史を、そして島に生きることそのものを愛する人たちとの出会いは、旅の宝物です。

さて、お遍路というと四国が有名ですが、ここ小豆島にも四国と同じように88か所霊場が。写経体験ができる『多門寺』はその46番札所です。静寂の中、机に向かっていると心が澄んでいくよう。帰り際には「島には“お接待”といわれる習慣がありまして」と、絵葉書までいただきました。もともとはお遍路さんに対する地元民の施しを意味した、お接待。今ではわたしたちのような旅行者にも、その優しさが向けられるのでした。
そうして日暮れの頃、『島宿 真里』へ。大きな宿ではありませんが、そのぶん、ホスピタリティには定評が。それに、なんといっても料理が絶品です。瀬戸内海の幸がふんだんにいただける醤油会席は一品一品どれも手が込んでいて、思わず「お見事!」と声が出てしまうほどでした。

食品からコスメまでオリーブ&柑橘グッズが満載。
井上誠耕園直営ショップ

畑から歩いて10分足らずの場所にある直営ショップでは、オリーブオイルをはじめ、生搾り柑橘ジュースやジャム、さらにコスメなど、魅力的な商品がずらり。
小豆郡小豆島町池田882-6 ☎0879-75-1101 無休 交通/オリーブバス「池田中学校前」下車すぐ

農園直営ならではのこだわりメニューに舌鼓。
カフェ忠左衛門

『井上誠耕園』の畑の中に建つカフェ。パスタやごはんもの、デザートまで、搾りたてのオリーブオイルを駆使したメニューがそろい、そのポテンシャルの高さに驚かされます。
小豆郡小豆島町池田2267-5 ☎0879-75-0282 交通/オリーブバス「池田中学校前」下車徒歩15分

代々受け継がれてきた生きた蔵で造られる醤油。
ヤマロク醤油

国内で製造される醤油の99%以上が工場で大量生産される時代にあり、木樽醸造にこだわり続ける『ヤマロク醤油』。100年を優に超える樽がずらりと並ぶ蔵は見学も可能。
小豆郡小豆島町安田甲1607 ☎0879-82-0666 交通/オリーブバス「安田上」下車徒歩10分

お参り+写経体験で観光客も惹きつける寺。
護法山 多聞寺

島四国と呼ばれる小豆島88か所霊場の46番札所、『多聞寺』。お寺をもっと親しみのもてる存在にと、写経のほか、オリーブの玉での腕数珠作り体験もできます。
小豆郡土庄町肥土山甲2151 ☎0879-62-1670 交通/オリーブバス「肥土山」下車徒歩3分

1日7組限定の宿醤油会席に舌鼓。
島宿 真里

古民家や蔵をリノベートして建てられた宿。その風情と瀬戸内海の幸を堪能できる醤油会席に魅せられる人が続出。リピーターが後を絶ちません。宿泊予約はお早めに。
小豆郡小豆島町醤油蔵通り ☎0879-82-0086 交通/オリーブバス「丸金前」下車徒歩5分

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