肝の働きを調節する、肝機能改善レシピ。
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肝の働きを調節する、肝機能改善レシピ。
体の機能が活発になるこの時期は、体調のよさを感じて、無理をし過ぎることも。疲れがたまると肝機能がバランスを崩し、不眠や頭痛にもつながります。日頃から肝の働きを調節する「酸味」のある料理を食卓に並べましょう。
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消化吸収を高める牛肉と、イライラを和らげるセロリを一緒に。
牛肉しゃぶの酢味噌和え材料(4人分) 牛肉(しゃぶしゃぶ用)…300g
セロリ…2本
わけぎ…1束白味噌…80g
みりん…大さじ1
だし汁(昆布)…大さじ1酢…大さじ2
練り辛子…適量
塩…少々作り方
① 牛肉はさっと湯通しして冷水にとり、水気をしっかりと切って、ひと口大に切る。
② セロリは斜め薄切りにしてさっと茹でる。わけぎは茹でて中のぬめりを軽くしごき取り、斜め切りにする。
③ 鍋に白味噌、みりん、だし汁を合わせて火にかけ、よく練り合わせる。火を止めて粗熱が取れたら、酢と練り辛子を混ぜ入れ、塩で味を調える。
④ ①②③を和えて味を調え、器に盛り付ける。
調理のPoint 牛肉を湯通しした後、冷水に長く浸けると肉の旨味が抜けてしまいます。また、水気をしっかりと切り、水っぽくなるのを防ぎましょう。
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疲労回復に効く白身魚と、体の巡りをよくする香味野菜は相性抜群。
白身魚の香味フライ材料(4人分) 鰆…4 切れ
ハム…4 枚
大葉…12 枚
松の実…大さじ3
レタス…適量りんご…適量
レモン…適量
塩…適量
酒…適量
小麦粉…適量卵…1 個
パン粉…適量
ポン酢…適量作り方
① 鰆は削ぎ切りにして塩と酒を振ってしばらくおく。
② ハムと松の実は粗みじん切りにする。大葉はみじん切りにする。
③ ボウルに②とパン粉をよく混ぜ合わせておく。
④ 卵を溶いておく。①の余分な水気を取り、小麦粉→溶き卵→③の順でつけて、しばらく置く。170度に熱した油適量(材料外)で揚げる。
⑤ レタスとりんごは千切りに、レモンはくし切りにする。
⑥ ⑤のレタスとりんごを合わせて器に盛り付け、④を乗せて⑤のレモンを添える。ポン酢はお好みで。
調理のPoint 高温で揚げると衣の中のハムが焦げてしまうので、油の温度には注意しましょう。
家庭薬膳ランチが食べられるお店!『旬穀旬菜 café』
『旬穀旬菜café』では、今回レシピでご紹介したような、季節と体調を考えた薬膳ランチを提供。堀先生による、日本料理(特に京料理)をベースに薬膳のココロを盛り込んだオリジナルメニューは、体の中から元気になるようなおいしさです。お家で作る「家庭薬膳」の参考にも。ロート製薬の福利厚生施設から生まれた『旬穀旬菜café』をお気軽にご利用ください。
『旬穀旬菜café』●東京都港区芝1-7-5ロート東京ビル1F
☎03-5442-6093 営業時間 11:30~14:00(月~金曜)
※祝日・年末年始を除く