Vol.1
美と健康に必要な筋肉。
その鍛え方をご紹介します。
二の腕すっきりを叶える。
読了時間:5分
二の腕すっきりを叶える。
こんなこと感じていませんか?
- □洋服の二の腕周りがキツイ
- □二の腕がぷるぷるする
- □二の腕に締まりがなく “振り袖” のよう
- □ノースリーブをおしゃれに着こなしたい
ひとつでも当てはまる人は……
二の腕すっきりを叶える。
薄着になる夏が近づくと、たるんだ二の腕が気になってきませんか? 今年の夏こそ、目指すは〝すっきり美しい"二の腕! 肩周りの筋肉にアプローチして、二の腕だけでなく、メリハリのある肩から二の腕のラインを目指しましょう。
二の腕&肩の貯筋は、四十肩予防にも!
腕・肩は、日常生活でよく使っている部位ですが、実は筋肉が鍛えられるほどには、使われていません。だから少しずつ筋肉が衰え、ハリは失われていき、たるんでしまいます。
筋肉を使うことを意識し、貯筋をすることは、半袖になっても気にならない美しい二の腕を叶えるだけでなく、全身のスタイルがバランスよく見える、健康的な印象を与えるなど、イメージアップにもつながりますね。また姿勢の改善や、将来起こりうるインピンジメント症候群(四十肩、五十肩)など肩関節不調の予防にも関係してきます。
美しさと健康のためにも、できるだけ使うようにしたい腕・肩の筋肉。普段から、歩くときに大きく腕を振るようにすると、二の腕・肩を使う機会が増えます。また、歩幅を大きくすると、より自然に腕を振れるようになります。そうして歩いた後は、腕や肩が動かしやすくなりますから、エクササイズがスムーズに。ぜひ試してみてください。
- 三角筋
- 鎖骨から肩にかけてぐるりと巻き込むようについた筋肉で、衰えると “なで肩” に……。手を下げた状態から上げるときや、ランニング時の腕振りなどで使われる
- 上腕二頭筋
- 肩関節と肘関節をまたぐ筋肉で、肘を曲げる筋肉の中では最も強力。いわゆる “力こぶ” はこの筋肉で、重いバッグを持ち上げるときや、子どもを抱っこするときなどに使われている
- 上腕三頭筋
- 肩から肘までを覆い、肘を伸ばすための筋肉で、ここの筋肉が衰えると、まるで “振り袖” のようにぷるぷるした状態に! ドアを押し開けるときや、ボールを投げるときに使われている
1回5分、二の腕美人、貯筋への道。
美しい二の腕ラインを実現するために、エクササイズにLet’s Try! やっている間に腕が重く、だるさを感じてきたら筋肉が使えているサインです。
後頭部・肩甲骨・腰・かかとを壁につけます。背中は指1本分空いている状態が正しい姿勢。鏡の前などで姿勢やポジションを確認しながら正しく行うことが、シャープな二の腕ラインへの近道です!
エクササイズの基本
1セット10回×2、週に2日行うのが理想ですが、まずはできる回数からでOK、継続することが大切です。その後少しずつ増やしていきましょう。
エクササイズその1
❶→❷→❸→❷→❶ の順で繰り返す
■用意するもの
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肘を伸ばして、手首がぐらつかないように、ダンベル・ペットボトルをしっかり持つ。両腕は真横よりも少し前の位置で固定する
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脇を締めて肘を体にぴったりつけ、ダンベルを持った両手を胸の方へ引き寄せる
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みぞおちの部分が動かないように意識しながら、両手を真上に上げる
エクササイズその2
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お尻くらいの高さの安定した机を用意し、机のへりに手をかけ、軽く肘を曲げる
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手の幅は肩幅よりやや広めに。狭くなるほどキツいトレーニングに!
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さらに肘を曲げ、お尻を真下に下げて、肘を2〜3秒で90度に曲げる。胸がつっぱる感覚があれば、両手の幅を広げて負荷を減らしましょう
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体重がかかっていることを意識しながら、肘をゆっくりと伸ばし、STEP1のポジションに戻す