シワやたるみの対策に!『骨ケア』をはじめよう!
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シワやたるみの対策に!『骨ケア』をはじめよう!
【頭蓋骨の老化とは】ある研究結果では、高齢になるほど頭蓋骨が下方向へと崩れ、眼窩(がんか)という眼球の入る穴が拡大していると報告されています。これらの変化は、頭蓋骨が痩せてもろくなる「骨粗しょう症」が原因であると言われています。頭蓋骨が痩せると、頭皮がたるんでフェイスラインがぼやけ、あごが痩せて口元のシワが増える、ほうれい線が濃くなる等の変化が現れます。
強く健康な骨の必須条件は
若さを保つための
『骨ケア』をはじめませんか。
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健康な骨を保つには運動で骨に適度な負荷をかける必要があります。「家事をがんばっている」「1万歩歩いている」という日常の行動にプラスして“負荷を与えるエクササイズ”を行いましょう。
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屋外最適
日光浴を兼ねた【ウォーキング】・【ランニング】など
適度な紫外線を浴びることで、骨を強くする「ビタミンD」が体内で作られます。 -
屋外
全身の骨に負荷がかかる「有酸素運動」【エアロビクス】など
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激しい運動が苦手な人は
体重の移動によって骨に負荷をかける【スクワット】・【ヨガ】など
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屋外最適
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骨に必要な栄養素は、サプリメントよりも食事から摂取するほうがよいと言われています。最近ではヨーグルトや牛乳、シリアルなどにそれらのビタミンが添加されているものもあるので、手軽に利用できます。
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- カルシウム
- 骨を作る
(乳製品や小魚、小松菜など)
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- ビタミンD
- カルシウムの吸収をよくする
(鮭、鰻、さんまなど)
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- ビタミンK
- 骨コラーゲンを増やす
(納豆、卵、ほうれん草など)
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- 葉酸
- 血と骨を作る(モロヘイヤ、
パセリ、ブロッコリーなど)
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強くしなやかな骨にはコラーゲンを摂ることも大切。サプリメントやドリンクなどでコラーゲンを摂取するのもよいのですが、下記の食品からも補うことができます。
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- 大豆イソフラボン
- コラーゲンの発生を促す
(納豆、豆腐、豆乳など)
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- ビタミンB群
- ホモシステインの増加、発生を防ぐ
(レバー、モツ類、海藻など)
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顔の骨や筋肉は動かさなければ老化し、骨密度の低下や骨質の劣化を招き、その結果皮膚のたるみやシワにつながります。
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頬を思いっきり
ふくらます -
舌を口の中で
動かす
など、顔筋を大きく動かす「フェイササイズ」を取り入れてみましょう。
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- 顔のシワやたるみ対策に役立つ骨ケアの
詳細はこちら - 顔のたるみの意外な原因!!今、知っておきたい骨の真実。
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- 取材協力・記事監修
- 石島 旨章 先生
医学博士 順天堂大学医学部 整形外科 准教授