vol.6
今回の野菜
なす
旬:6〜9月
旬の野菜を上手に使い切って、かしこく、おいしく、そして健康に役立つ作り置きおかずを毎月ご紹介。8月の野菜は熱中症予防に欠かせないカリウムをたっぷり含む「なす」です。また、なすは抗酸化物質のフィトケミカル「ナスニン」を含むため、アンチエイジングにも役立つ野菜です。ですが、一度に使い切れずに、余ってしまうことも。そこで、なすをぜんぶ使い切る3つの作り置きおかずのレシピをご紹介します。
なすを使い切り!
作り置きレシピ&保存法
読了時間:5分
なすを使い切り!
作り置きレシピ&保存法
おいしい野菜の選び方
新鮮さはヘタが黒く、トゲがぴんと張っているもの。実はふっくらとしていて、濃い紫色で、艶とハリがあるものを選びましょう。シワがある、または変色しているものは避けて。
野菜を上手に使うコツ
保存のコツ野菜室 約1週間
なすは低温に弱いため冷やし過ぎに注意。2~3日なら直射日光が当たらない涼しい場所で常温保存しましょう。もっと長い間保存する場合は、新聞紙などに包んでからポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室へ。
しっかり栄養を摂るコツ
なすの紫色の皮に含まれるナスニンは抗酸化作用のあるポリフェノール成分。炒めたり、揚げる場合は、水にさらすアク抜きをせず、切ったらすぐに使いましょう。
下ごしらえはまとめて時短!
- 焼きなすのゴマだれ
(なす4本使用)
まずはヘタに包丁でぐるりと切り目を入れ、ガクを取りましょう。
焼いてから冷凍庫へ
しっかり水分が抜けるまで焼くのがポイント。
「焼きなす」して冷凍保存すると、解凍してすぐに食べれるだけでなく、「味噌汁の具」にも使えます。
- なすときゅうりの香味あえ
(なす2本使用)
生で和え物にするときなどは、えぐみを出さず、きれいな色で料理が仕上がるように水にさらしてアク抜きをしましょう。
次のページでは、なすを使ったレシピをご紹介します。