vol.4
「なしでは暮らせない」人も多いコンタクトレンズ。便利な反面、使用法を誤って目にトラブルが生じることも……。目の健康を守るため、正しく使うことが何より大切です。
コンタクトレンズは目の一部!大切なのは正しい使用法。
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コンタクトレンズは目の一部!大切なのは正しい使用法。
便利なはずのコンタクトレンズが原因で
目に障害が!?
眼鏡より広い視野で見ることができ、スポーツをするときも快適で、外見的に裸眼と変わらないコンタクトレンズ。視力の低下した人にとって、とても便利なアイテムです。カラーレンズを合わせると、日本では現在、2000万人弱が使用していると言われています。一方で、レンズケアを怠る、定められた装用期間を守らないなど、誤った使い方によって、目にトラブルを招いてしまう人も……。最悪の場合、失明にもつながりかねません。便利なはずのコンタクトレンズで目の健康を害してはいけない!そんな想いから、ロート製薬は1990年代からさまざまな取り組みを行っています。
まず、着手したのはレンズケア剤の開発。当時はいくつもの用剤を使ったケアが主流で、レンズケア剤はメーカーがコンタクトレンズとともに眼科で販売しており、ドラッグストアなどでは、ほぼ売られていませんでした。「レンズケア剤が切れたが眼科は休診日」「手入れが面倒」ということからケアを怠り、目に障害が生じる事故が起こることも。そこで、2種の用剤で簡単に、しかも、さまざまなタイプのレンズをケアできる『ロートCキューブ』シリーズを1995年に全国のドラッグストアで発売。使いやすく、手軽に買えるようにすることが、結果的に目の健康につながると信じて、100種以上のレンズで検査を重ね、5年をかけて生み出した商品です。かつてないレンズケア剤として反響を呼びました。
目の専門家として快適なレンズを作ることが使命。
2000年前後からコンタクトレンズの種類が増え、ユーザーも増加。そんな中、疲れ目や肩こりに悩む人が多くなりました。日本人には乱視が多いのに乱視用レンズが少なく、代わりに強い近視用レンズを使っていたことも原因のひとつ。これを解決するべく、快適な乱視用ソフトレンズを導入し、ロート製薬はレンズ市場に参入しました。その後も、使い捨てソフトレンズに日本人の眼球に合わせた独自のデザインを採用するなど、快適さを追求した商品作りを展開しています。
瞳の色を変えるカラーコンタクトレンズや、自然な色で瞳を大きく見せるサークルレンズが登場すると、若い女性の間で流行。しかし、中には質の悪いレンズがあり、目に障害を起こす事故がたびたびありました。おしゃれ重視で酸素透過性が低いことから、疲れ目や目の病気を招いたり、色素の印刷面が目に触れて、傷ついたりするケースもありました。カラーレンズも安全性が重要なのです。
そこでロート製薬は、カラーレンズを徹底的に研究。100年以上目の健康と向き合い続けてきたからこそ、妥協はできません。試行錯誤の末に誕生した『ロート1dayフレッシュビュー カラー』は、色素がまぶた側に位置し、三層構造でレンズ素材に覆われているため、目に直接触れません。水分をたっぷり含み、酸素もしっかり届く、嬉しいつけ心地のレンズです。
コンタクトレンズは、毎日の“見る”を支えるために使う大切なもの。誤った使用法によって、見る機能が損なわれるなんて、あってはならないことです。私たちはこれからも、快適なコンタクトレンズライフをサポートしていきます。皆さんは、定期的な眼科検診を受け、目の一部だともいえるコンタクトレンズを、目と同様、大切に扱ってくださいね。
販売名:ワンデー フレッシュビュー カラーC
医療機器承認番号:22700BZX00191000
- コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受けてお求めください。
- 装用時間を正しく守ること・使用期間を正しく守ること・取扱方法を守り正しく使用すること・定期検査を受けること・少しでも異常を感じたら直ちに眼科医の検査を受けること.破損等の不具合があるレンズは絶対に使用しないこと