コラーゲンにまつわる 疑問Q&A
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コラーゲンにまつわる 疑問Q&A
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身体に存在するコラーゲンは、加齢によって不足します。が、不足を補うというより、合成を促すために摂ると考えたほうがいいでしょう。体内のコラーゲンは古くなると分解され、新しく合成するという代謝を繰り返しています。しかし年齢を重ねるごとに代謝のスピードは遅くなり、古いコラーゲンが溜まっていってしまいます。口から摂取したコラーゲンが、その溜まった古いコラーゲンの刺激につながり、分解を促進しますから、合成を促すことにもなります。つまり、新しいコラーゲンを増やすためにコラーゲンを摂る、ということなのです。
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コラーゲンは皮膚や骨をはじめ、血管や臓器など身体のあらゆる部分に存在していますから、不足するとさまざまな影響があります。軟骨のすり減りや変形で変形性膝関節症になったり、血管のしなやかさが失われて動脈硬化になる可能性もあります。また、歯ぐきにもコラーゲンがありますから、不足によって、歯槽膿漏になることもあります。
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コラーゲンを含む食品は、肉や魚。牛すじや鶏肉の皮、魚の皮や骨などは特に豊富。煮たあとに冷蔵庫で冷やし、煮こごりができるものはコラーゲンが多く含まれています。効率よく摂れるのは、しらすやちりめんじゃこ。皮も骨も丸ごと食べられるので、コラーゲンを多く摂れます。
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5gが目安だとされていますが、あくまでも目安です。年齢や体質によって、人それぞれ必要な量は違います。必要量がわからないと摂りにくいという場合は、たっぷり摂ることを心がけて。コラーゲンは必要な量が吸収されれば、残りは排出されます。摂り過ぎの心配は少ないと言えます。
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もちろんOKです。錠剤や顆粒、液体などさまざまなタイプがありますから、摂りやすいものを選びましょう。ただ、サプリメントは“栄養補助食品”。あくまでも食事での不足を補う意味で摂るようにしましょう。
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Q1でもお伝えしたように、コラーゲンは分解と合成をくり返していますから、代謝を上げることが大事。摂ることに加えて、運動も代謝を上げることに役立ちます。激しい運動でなくてOK。無理のない範囲で運動をしましょう。
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そうとは言えません。コラーゲンは25歳くらいから減少すると言われますが、25歳以下であっても、ダイエットをしている場合は要注意。食事量が少ないと肉や魚を十分に摂れず、コラーゲンが不足していると考えられます。
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化粧品ももちろん美肌づくりに役立ちます。コラーゲンはさまざまな化粧品に使われていますが、その分子量によって働きが違います。分子量500以上のものは、肌表面に留まって乾燥などから肌を守る働きが。500以下の低分子のものは、角質層に浸透し肌内部の保湿効果も期待できます。分子量を表示しているものもありますから、化粧品選びに役立ててください。
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