洗顔にまつわる 疑問Q&A
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洗顔にまつわる 疑問Q&A
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特にトラブルがなく、肌の状態が一定に保たれているのであれば、今の洗顔方法は合っていると言えます。逆にヒリヒリする、カサカサする、つっぱるなどの症状がある場合は、自分の肌に合っていないサインかもしれません。洗顔料や方法を変えるなどして、肌の変化を見てみましょう。それでも自分で判断できない場合は、美容皮膚科に相談してみるのもひとつの方法です。
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メイクはしっかり落とすべきなのですが、過剰な洗顔は肌によくありません。肌は水分の蒸発を防ぐなどの働きがある皮脂膜という薄い膜で覆われており、皮脂膜を構成する大切な成分のひとつが皮脂です。その皮脂がダブル洗顔によって洗い流されてしまうこともありますから、肌が乾燥している場合は、ダブル洗顔をやめて肌の状態を見てみましょう。
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お湯で顔を洗うと、それだけで大切な皮脂が落ちてしまうため、乾燥肌を招くことになります。多くの洗顔料に、ぬるま湯か水ですすぐと書いてあるのはそのためです。洗顔のときは、自分の体温以下のぬるま湯か水で洗うようにしましょう。
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皮脂は大切なものですが、過剰に分泌されているものは、肌にとって不必要なもの。例えばニキビが改善しないなどトラブルを招くことにもなるので、洗顔料を使って丁寧に落とすようにしましょう。ただし、ゴシゴシこするとニキビが悪化する場合もありますから、刺激を与えずに洗いましょう。
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肌の健康状態をはかるものとしてpH値があり、健康な肌のpH値は4.7~5.5の弱酸性です。これがアルカリ性や酸性に近づいてしまうと、肌荒れなどのトラブルを招きやすくなります。洗顔料が弱酸性なら、洗っているときも肌を弱酸性の状態に保てるということ。ですから、肌には弱酸性の洗顔料がいいと言えるでしょう。
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オイル、ミルクなどクレンジングにはさまざまなタイプがありますが、オイルタイプが肌の負担になっているとは言えません。クレンジングは安全性試験をクリアしているような信頼性のあるものであれば、自分の肌の状態に合わせてどんなタイプを選んでもいいでしょう。
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顔の上で洗顔料を泡立てると、それが肌への刺激になり、よくありません。また洗顔料は、泡が汚れをより吸着しますから、面倒でも手のひらで泡立ててから、顔にのせるようにしましょう。
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肌を強く刺激するということから、かつては使わない方がいいと言われたこともあった洗顔ブラシですが、最近はそうではないものもあるようです。例えば肌への負担を抑えるため、短時間で動きが止まるようになっている電動のブラシや、ごく柔らかな毛を使用しているブラシなど、さまざまな工夫がされているものもあるので、上手にとり入れるのもいいでしょう。