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いきいき(^^)運動習慣

ダイエットの鍵は筋肉だった!太らないカラダの作り方(1/4)

掲載号 vol.16

食事を制限するダイエットで苦い思いをしたこと、ありませんか?
若々しい美しさを目指すなら、注目すべきは筋肉。“体重を減らす”のではなく、“筋肉をつける”ことで、太りにくい身体になるのはもちろん、冷えや腰痛などの不調も改善! 筋肉は、あなたにいい変化をもたらしてくれます。

記事内容

読了時間:25分

太りにくく、若々しく。筋肉をつけて健康的な身体に!

リバウンドするのは、筋肉の少なさが原因!?

「とにかく体重を減らしたい!」。それがキレイになるための方法だと考えているのなら、大きな間違い。ダイエットに成功しづらいばかりか、老けた印象になる可能性もあります。若々しく美しい身体を目指すなら、そのカギを握るのは筋肉。体重を減らすことよりも、筋肉をつけることが重要なのです。

「筋肉は、身体を動かすためのエンジンのようなもの。エンジンが大きければ、食べたものをエネルギーに変える力も大きくなります。つまり、筋肉の量が多い人のほうが、少ない人よりも“太りにくい”と言えるんですよ」と、『スポーツクラブ ルネサンス』の安藤 誉先生。これまで数多くのクライアントを理想の体型に導いてきた経歴の持ち主です。

いわゆる“リバウンド”は、筋肉が少ないこともひとつの理由。摂取したカロリーをエネルギーに変える力が不足して、脂肪として蓄えられてしまうのです。

「筋肉は、基礎代謝(内臓を動かしたり、体温維持などで消費するエネルギー)、生活活動代謝(運動などで消費するエネルギー)と深く関わっています。筋肉が多いほどエネルギーが多く必要になりますから、基礎代謝・生活活動代謝ともに高くなり、摂取したカロリーを消費しやすくなるんです」

食事制限で脂肪は落ちるかもしれませんが、筋肉まで落ちてしまう可能性も。食べないダイエットは、より太りやすくなるとも言えるのです。
「脂肪も筋肉も落としてしまうと、女性らしいボディラインが失われてしまいます。年齢を重ねた女性は特に、筋肉をつけるようにしましょう」

筋肉のための運動で、脂肪にも嬉しい変化が!

筋肉をつけるために有効な方法は運動。一番よいのは、無酸素運動である“筋トレ”です。この言葉であきらめそうになった人、ちょっと待って! 無酸素運動によって、イヤな脂肪も味方に変えられるのだそうです。

「美の敵のように思われている脂肪には、脂質や糖をエネルギーとして蓄える白色脂肪細胞が関係しています。それが脂肪を取り込みどんどん大きくなることで、お腹や二の腕のたるみになります。運動によって、この白色脂肪細胞に脂肪燃焼効果を持たせられることが、最近わかったのです(下のコラム①参照)」

筋肉のための運動で、脂肪さえも変えられるなんて嬉しい話。しかも筋肉がつけば、キレイになれるだけでなく、さまざまな不調を改善したり、病気になりにくい身体を目指せるんです。次ページからは、より詳しく筋肉の働きについて迫ります!

コラム1新たに発見されたホルモン。脂肪を味方にする"イリシン"

脂肪を蓄積する白色脂肪細胞と、逆に脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞。2012年、ハーバード大学医学部の研究によって、イリシンというホルモンが、白色脂肪細胞に褐色脂肪細胞のような働きを持たせることがわかりました。イリシンは運動によって増加。実験によると、運動を3週間続けたマウスは、そうでないマウスに比べてイリシンが65%も増加したとか。ヒトも、運動を10週間続ければイリシンが増える可能性があるそう。筋肉をつけながら脂肪燃焼効果アップも期待ができるのだから、運動したくなりませんか?

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