いつも食べている、その食品。実は、もっといい食べ方があるんです!調理法などをちょっと工夫するだけで食品の持つチカラを余すことなく摂れますよ!
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ビタミンB1が豊富な豚肉で疲れにくい身体作りを!
毎日の献立に大活躍の豚肉は、たんぱく質やビタミンB群など、健康維持に欠かせない栄養が豊富。中でも糖質の代謝をサポートし、疲労回復効果にすぐれたビタミンB1の含有量は、あらゆる食品の中でもトップクラス! お店でよく販売されているのはヒレ、ロース、バラの3種類ですが、ビタミンB1が最も豊富なのがヒレ。疲れやすい人にはヒレがおすすめです。ロースはビタミンB1以外にも、免疫力を高める効果のあるパントテン酸が多く含まれています。脂身の多いバラはカロリーが高めなので敬遠されがちですが、実は豚肉の主な脂質はオレイン酸を含む不飽和脂肪酸。悪玉コレステロールを抑える効果があり、肌や毛髪のアンチエイジングにも役立つ脂なんですよ。
豚肉の疲労回復パワー、ビタミンB1を余さずいただく調理法は、焼く・炒めるがベスト。加熱し過ぎなければ、ビタミンB1は逃さずキープできます。ビタミンB1は水溶性のため、煮る・茹でるでは煮汁に溶け出てしまいますので、煮汁も一緒に摂れる角煮や豚汁などがおすすめ。しゃぶしゃぶにするときは、煮汁は捨てずに味噌汁やスープにして、余すことなくいただきましょう。またビタミンB1は、体内に吸収されにくいという弱点がありますが、玉ねぎやにら、にんにくなどに含まれる香り成分・アリシンと結びつくことで体内での吸収率が約10倍もアップ! 豚肉料理に欠かせない香味野菜は、旨味も栄養も引き立ててくれる最高のパートナーなんですよ。
疲れが溜まりやすい暑い季節、豚肉の栄養パワーを余さずいただいて、元気に夏を楽しんでくださいね。
得する食べ方3つのポイント
- 疲労回復ビタミンB1の含有量トップの部位はヒレ!
- ビタミンB1を損なわない焼く・炒めるがベスト!
- 豚肉+香味野菜でビタミンB1の吸収率が約10倍もUP!
豚ロース肉のソテーきのこソースかけ|豚肉の疲労回復パワーに食物繊維もたっぷり!
材料(2人分)
- 豚ロース肉(とんかつ用)…2枚
- 玉ねぎ…1/4個
- 椎茸…2枚
- えのき…1/4パック(25g)
- しめじ…1/4パック(25g)
- にんにく…1片
- 黄パプリカ…10g
- 赤パプリカ…10g
- 塩・胡椒…適量
- バター…小さじ1(4g)、大さじ1(12g)
- 醤油…小さじ2
- コンソメ…小さじ1/2
- 白ワイン…小さじ1
- 水…60cc
- 片栗粉…小さじ1/2
- 水…小さじ1
作り方
- 豚ロース肉は筋切りをして、両面に塩・胡椒をしておく
- 玉ねぎと椎茸は薄切り、えのきは4等分に切る。しめじはほぐし、にんにくはみじん切りにする。パプリカは薄切りし軽く茹でる
- 熱したフライパンにバター(小さじ1)を入れ、豚ロース肉の両面を中火で約1分ずつ焼き、いったん皿にとり出す
- フライパンに残った油を拭き取り、バター(大さじ1)を入れて、にんにくと玉ねぎを軽く炒め、椎茸、しめじ、えのきを加える
- きのこに火が通ったらAを加え、豚ロース肉を戻してひと煮立ちさせる
- 火を弱めて少し煮込んだら、豚ロース肉だけとり出し皿に盛る
- 残ったソースにパプリカを加えて塩・胡椒で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつけたら豚ロース肉の上にかける
豚ヒレ肉のトマト煮|煮込み料理でビタミンB1を余さず摂る!
材料(2人分)
- 豚ヒレ肉…300g
- 玉ねぎ…1個
- にんにく…2片
- オリーブオイル…大さじ2
- 塩・胡椒…適量
- トマト缶(カットタイプ)…1缶(400g)
- トマトケチャップ…大さじ1
- ソース(中濃またはウスター)…小さじ1
- バジル(乾燥)…小さじ1
- ローリエ(乾燥)…1枚
- お好みで赤ワイン…1/2カップ
- パセリ(乾燥)…適量
作り方
- 豚ヒレ肉は一口大に切り塩・胡椒を振る。玉ねぎとにんにくはみじん切りにする
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ中火で熱し、豚ヒレ肉を入れて表面に軽く焼き色がつくまで炒め、いったん皿にとり出す
- 2のフライパンに玉ねぎを入れて約5分間、玉ねぎが透明になるまで炒める
- 3に【A】とお好みで赤ワインを加えよく混ぜ合わせる
- 4が沸騰したら豚ヒレ肉を戻して蓋をし、弱火で約20分間煮込む。途中、塩・胡椒で味を調える
- 豚ヒレ肉が柔らかくなりソースが適度に煮詰まったら、皿に盛りつけパセリを振りかける
豚バラ肉の梅しそ巻き|+アリシンで、ビタミンB1の吸収率をアップ!
材料(2人分)
- 豚バラ肉(薄切り)…200g
- ごぼう…1/2本(80g)
- にんじん…1/2本(70g)
- にら…1/3束(30g)
- 梅干し…3個
- 大葉…10枚
- 片栗粉…適量
- 塩…少々
- サラダ油…少々
- 黒胡椒(粗挽き)…お好みで適量
作り方
- ごぼうとにんじんは細切りにして軽く茹で、水気をよく絞る。にらは5cm程度の長さに切る。梅干しは種を取り包丁でたたいてペースト状にする
- ラップの上に半分量の豚バラ肉を縦に少し重なるように幅15cm位に並べ、片面に軽く塩を振り、大葉を5枚のせて、さらに半分量の梅干しペーストを塗る
- 2に半分量のごぼう、にんじん、にらをのせて、ラップを使って豚バラ肉を巻いていき、巻き終わりの内側と外側に片栗粉を軽くつける。残りの分量で同じものをもうひとつ作る
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、巻き終わり部分を下にして3を並べ入れ、中火で全体に焼き色がつくように転がしながら、豚肉に火が通るまで焼く
- 4を適度な大きさに切り皿に盛りつけ、お好みで黒胡椒を振る
















