彩り鮮やか秋の特別薬御膳！（2/2）

病気の予防や乾燥対策にオススメの、お手軽レシピ。

鯖は体力アップに、きくらげは滋養強壮作用に◎。
秋鯖ときくらげの香味焼き 290kcal

材料（4人分）	(A)
鯖（3枚おろし）…2尾分 万能ねぎ…4本分 赤唐辛子…1/2本 にんにく…1/2片 きくらげ…10g 松の実…15g 糸唐辛子…適量 白髪ねぎ…適量 小麦粉…適量 サラダ油…大さじ1	甜菜糖…大さじ2 酒…大さじ1・1/2 濃口醤油…大さじ2 酢…小さじ1 クミンパウダー…小さじ1/2 五香粉…小さじ1/2 生姜（みじん切り）…4g

作り方
① 鯖は食べやすい大きさに切り、塩・酒適量（材料外）で下味を付け、10分ほど置く。余分な水気を拭き取り、小麦粉をまぶす。
② きくらげは水に浸けて戻し、硬い部分をとって食べやすい大きさにちぎる。松の実は香ばしく炒っておく。
③ 鍋にサラダ油を熱し、薄切りにしたにんにくと、小口切りにした赤唐辛子を炒
める。香りがしてきたら①を加える。焼き色が付いたら、(A)を加えて、サッと煮る。
④ ③に、小口切りにした万能ねぎと②を加える。
⑤ ④を器に盛り付け、糸唐辛子と白髪ねぎを合わせて天盛りにする。

調理Point
鯖は焼き色を付けるくらい、しっかり焼きましょう

薬膳Point・きくらげ
黒きくらげは、血液浄化や老廃物の排出に役立ちます。白きくらげは、便秘改善など美容効果も。ビタミンDもたっぷり

鶏肉と芋の組み合わせで、胃腸の働きを整える。
鶏ももとおじゃがのオイスタースープ煮 260kcal

材料（4人分）	(A)
鶏もも肉…1枚 じゃがいも…3個 茹で銀杏…12粒 長ねぎ…1本 鶏がらスープ…400cc 甜菜糖…小さじ1 ごま油…小さじ1 生姜…10g アンチョビ…25g 白きくらげ…5g 万能ねぎ…適量	濃口醤油…大さじ1/2 オイスターソース…小さじ2 酒…大さじ2

作り方
① 鶏もも肉は3cm 角に切り、じゃがいもは大きさを合わせて乱切りにする。長ねぎは1cm幅の斜め切り、アンチョビは粗みじん切り、生姜はみじん切りにしておく。白きくらげは水に浸けて戻し、食べやすい大きさにちぎって15分ほど茹でる。
② 鍋にサラダ油適量（材料外）を熱し、①の鶏もも肉を炒める。続いて①の長ねぎ、生姜、じゃがいもを順番に炒め、最後にアンチョビと(A)を加える。
③ ②に鶏がらスープと甜菜糖、茹で銀杏、①の白きくらげを加えて煮る。
④ 仕上げに2～3cm 長さに切った万能ねぎを加えてサッと煮た後、ごま油を回し入れる。

調理Point
白きくらげは、とろみがでるくらい茹でましょう

薬膳Point・鶏肉
鶏肉は高タンパク、低脂肪なのでダイエットにもピッタリ。また、胃腸の消化吸収力を高め免疫力アップにも効果があるので、疲れやすくパワー不足の人にも

蜂蜜は咳を鎮めるだけでなく、便通も改善。
さつまいもの蜂蜜レモン風味 88kcal

材料（4人分）
さつまいも…1本 蜂蜜…大さじ3 レモン果汁…大さじ1 白炒り胡麻…少々

作り方
① さつまいもは1～2cm角に切る。
② 蜂蜜とレモン果汁は合わせて味を調えておく。
③ ①を素揚げし、熱いうちに②と絡めておく。
④ 器に盛り付け、白炒り胡麻を散らす。

調理Point
さつまいもは揚げたての熱いうちに、素早く蜂蜜と絡めましょう

薬膳Point・さつまいも
さつまいもには、疲労回復に役立つビタミンB1やCも多く、整腸作用もあります。食物繊維も多く含んでいるので便秘解消にも

肺を潤し、咳を鎮める柿のデザート。
柿ようかん 108kcal

材料（4人分）
柿（ようかん用）…2個 柿（ソース用）…1個 洋梨…1/2個 粉寒天…5g 水…500cc 甜菜糖…40g コアントロー…小さじ1

作り方
① 柿（ソース用）は皮をむいて、フードカッターにかけてペースト状にし、コアントローを加える。
② 柿（ようかん用）1個は皮をむき1cm角に切る。残りの柿1個はフードカッターにかけペースト状にする。洋梨も1cm角に切る。
③ 鍋に水を加えて粉寒天を振り入れる。火にかけてひと煮立ちさせ、1～2分煮立たせる。
④ ③に甜菜糖を入れて溶かし②を加える。流し缶に流し入れて、冷やし固める。
⑤ ④を切り分け、器に盛り付け①をかける。

調理Point
ソースにする柿は熟している方がより美味しくなります

薬膳Point・柿
柿1個で、1日に必要とされるビタミンCを摂取することができます。美肌効果や風邪予防だけでなく、二日酔いにも効果的な食材です