体内の余分な熱を取り、気や体液を補充する、夏バテ予防レシピ。

日本の夏は蒸し暑く、過剰に汗をかくことで、気や血、水分を消耗し体を疲労させてしまいます。それを防ぐため、体内の余分な熱を取り、気や体液を補充する食材を摂るよう心掛けましょう。また、冷たいものを摂り過ぎると胃腸を冷やし、消化機能が低下するので要注意。

-
胃腸の働きを調えるじゃがいもと、疲労回復に役立つ梅を一緒に。
梅味のポテトサラダ
材料(4人分) |
(A) |
じゃがいも…2個
玉ねぎ…1/4個
人参…30g
ちりめんじゃこ…大さじ2 |
万能ねぎ…適量
梅干し…大2個
ごま油…小さじ1
だし汁(昆布)…小さじ1 |
作り方
① 梅干しは種を取って包丁で細かく叩き、ペースト状にする。ごま油、だし汁と合わせて味を調える。
② 玉ねぎは薄切りにし、塩少々(材料外)を振って、しばらく置き、水気を絞る。人参は5mm角に切り、茹でる。
③ じゃがいもは茹でて、皮を剥き、粗くマッシュする。
④ ③が熱いうちに①と②と、ちりめんじゃこを混ぜ合わせる。
⑤ 器に盛り付け、小口切りにした万能ねぎを散らす。
調理のPoint 梅干しの味によって、だし汁の量を調整しましょう。

-
体のエネルギーを補う旬のすずきで疲れにくいカラダ作りを。
すずきの包み焼き
材料(4人分) |
|
飾り用 |
すずき…4切れ
ロースハム…2~3枚
アスパラガス…4本
マッシュルーム…50g
玉ねぎ…1/4個
人参…30g
にんにく…1片 |
バジル(葉)…3枝分
コンソメスープ…150cc
オリーブオイル…大さじ2
トマトピューレ…大さじ4
ケチャップ…大さじ2
塩…少々
こしょう…少々 |
バジル(葉)…4枚 |
作り方
① すずきに塩・こしょうで下味をつける。ロースハムは4~5cmの細切りにする。アスパラガスは塩茹でし、斜め切りにする。マッシュルームは薄切りにする。
② 玉ねぎ、人参、にんにく、バジルはみじん切りにする。
③ 鍋にオリーブオイルと②のにんにくを入れて弱火にかける。香りがしてきたら、②の玉ねぎ、人参を加えて炒める。しんなりしてきたらコンソメスープ、トマトピューレ、ケチャップを加えてしばらく煮る。②のバジルを加えて塩・こしょうで味を調える。
④ アルミ箔を広げ、③を薄く塗る。その上に①のすずきを置き、ロースハム、アスパラガス、マッシュルームを乗せ、最後に③を全体にかけてしっかりとアルミ箔で包み込む。200℃に熱したオーブンで約15分焼く。
⑤ 器に④をのせて、ホイルの口を少し開き、飾り用のバジルを飾る。
調理のPoint 焼き過ぎるとすずきがパサパサになってしまうので注意しましょう。
家庭薬膳ランチが食べられるお店!『旬穀旬菜 café』
『旬穀旬菜café』では、今回レシピでご紹介したような、季節と体調を考えた薬膳ランチを提供。堀先生による、日本料理(特に京料理)をベースに薬膳のココロを盛り込んだオリジナルメニューは、体の中から元気になるようなおいしさです。お家で作る「家庭薬膳」の参考にも。ロート製薬の福利厚生施設から生まれた『旬穀旬菜café』をお気軽にご利用ください。
『旬穀旬菜café』●東京都港区芝1-7-5ロート東京ビル1F
☎03-5442-6093 営業時間 11:30~14:00(月~金曜)
※祝日・年末年始を除く