Vol.4
美と健康に必要な筋肉。
その鍛え方をご紹介します。
若々しいデコルテ周りを叶える。
読了時間:4分
若々しいデコルテ周りを叶える。
こんなこと当てはまりませんか?
- □カバンはいつも同じ手で持つ
- □上半身の疲れが取れない
- □首周りが張っている
- □バストの位置が下がってきた気がする
- □肩こりが気になる
- □肌が荒れやすくなった
ひとつでも当てはまる人は……
鎖骨から胸にかけてのデコルテ周りは、筋肉が衰えることによって不健康に見えたり、疲れが取れにくくなるなど、身体にさまざまな影響を与える場所です。美と健康のためにも、ここの筋肉を鍛えて若々しく見えるデコルテ周りを目指しましょう。
大・小胸筋&肩周りの貯筋でむくみや肌トラブルを解消!
鎖骨から胸の周辺はデコルテといい、女性らしさを表現する大切な場所。見た目の印象に影響を与えることから"第2の顔"と呼ばれ、年齢とともに筋肉が衰える場所でもあります。筋肉が衰えてくると、長時間同じ姿勢でいるなどの影響で鎖骨が気づかないうちにゆがんできます。すると身体のバランスが崩れ、疲れが取れにくくなり、肩こりが起こることもあります。また、リンパの流れが悪くなって老廃物が溜まりやすくなり、肌トラブルの原因にもなってきます。
つまりデコルテ周りは、身体の美と健康にとても関係しているのです。
これからの季節は、襟元のあいた服を着る機会も増えてきます。女性らしさを際立たせるためにも、今からデコルテ周りの貯筋を始めましょう。大胸筋や小胸筋を鍛えることでデコルテ周りがきれいになると、疲れや肩こりが解消するだけでなく、血行がよくなることで顔色もよくなるので、見た目の印象も若々しくなりますよ。
1回5分、デコルテ周り貯筋への道。
鎖骨のゆがみを正し、リンパの流れを良くするデコルテ周りのエクササイズを紹介します。
胸や肩が張ってきたら、筋肉が使われているサイン!
エクササイズの基本
まずは1セット10回×3からスタートし、無理なく行える範囲で続けてみましょう。楽に回数をクリアできるようになったら、1セット20回×3を目指しましょう。
- テーブルなどの端に手を置き、かかとが少し上がる程度に身体を傾けて立つ。手と手の間は肩幅よりやや広くします。
- 背中を伸ばしたまま、胸をテーブルに近づけます。肘が背中より後ろに出るくらいまで近づけましょう。
- 背中を伸ばしたまま、近づけた身体を元の位置に戻します。
先生からのアドバイス
疲れてくると腰が引けて、猫背になりがちです。
背中が真っ直ぐ伸びていることを意識して。
- チューブの片方を家の中の固定できるものに巻き、チューブがピンと張る位置に立ちます。その際は足を肩幅に開き、鍛える方と反対の足を一歩前に出して。腕は真横に開き、肘を伸ばします。
- 腕を伸ばしたまま、身体の正面に向かって水平に腕を振ります。1秒ほど腕を止め、ゆっくり元の位置に戻します。