Vol.2
美と健康に必要な筋肉。
その鍛え方をご紹介します。
お尻&太ももキュッ!を叶える。
読了時間:4分
お尻&太ももキュッ!を叶える。
こんなこと感じていませんか?
- □お尻と太ももの境目がなくなった
- □腰痛やぎっくり腰を予防したい
- □階段の昇り降りがきつい
- □パンツスタイルをかっこよく着こなしたい
- □物を拾うのがおっくう
ひとつでも当てはまる人は……
お尻や太ももの筋肉が衰えると、たるみが出るだけでなく、日常生活の活動が面倒になったり、腰痛の原因になることもあります。心地よい気候の秋こそお尻と太ももを鍛えて、パンツスタイルが似合う美しい脚のラインを目指しましょう。
お尻&太ももの貯筋でたるみを改善。腰痛予防も!
太ももやお尻の筋肉は、上半身を支えながら脚を動かすため、日常生活の中で最もよく使う筋肉と言えます。そのため、加齢や運動量の低下に伴ってゆるやかに減っていくにもかかわらず、変化に気がつきにくい部位でもあります。お尻の形が変わったと感じたり物を拾うのが面倒になったりしたら、筋肉が衰えているサイン。デスクワークや家庭のリビングで長時間座ることが多い人も同様です。お尻の筋肉が衰えるとたるみが出るだけでなく、腰に負担がかかりやすくなり、腰痛やぎっくり腰の原因となることもあるのです。また、太ももの前側の筋肉だけが盛り上がっていたり横に広がっているのは、太ももの前側と裏側の筋肉がアンバランスなサイン。
適度に引き締まったお尻からスラリと伸びる脚は、ファッションの幅を広げてくれるでしょう。全身の筋肉の中で最も強くて大きい大腿四頭筋を鍛えれば、ロコモティブシンドローム予防にもつながります。腰痛などの予防にもなれば、健康な未来も望めますよ。
1回5分、お尻&太もも美人、貯筋への道。
美しい脚のラインをつくるための、簡単エクササイズをご紹介! 少ない動きでも重要な部位に効果的にアプローチできる、とっておきのメニューです。
エクササイズの基本
まずは1セット10回×2を、週に2回ほどを目安に無理なく行える範囲で続けてみましょう。初めはお尻や太ももが少しつらいはずです。楽に回数をクリアできるようになったら、15回×2を目指しましょう。
- 腰幅に脚を開き、真っ直ぐ立つ。手は自然に横に下ろす
- 軸足となるほうの膝をゆっくりと曲げながら、もう片方の脚を真っ直ぐ60~70cm少しずつ後方に引いていく
- 軸足の膝が90度曲がったところでその姿勢を約1秒キープ、引いた脚を戻して反対の脚を引く、を交互に繰り返す。もう片方の膝は床につかないように注意
- 足は大きく外に向け、大股に開く。手で太ももの前を押さえると脚が閉じそうになるのを防ぐことができます
- 背筋を伸ばしたまま膝を曲げながら、垂直に10~15cmほど腰を落とす
- 背筋を伸ばしたまま膝を曲げながら、垂直に10~15cmほど腰を落とす