食べる『紫外線対策』!その1“抗酸化物質”を補給
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食べる『紫外線対策』!その1“抗酸化物質”を補給
【一重項酸素とは】特に細胞を酸化させる力が強いといわれる、紫外線によって体内に発生する活性酸素。肌のハリや弾力を作るコラーゲンを壊したり、質を変化させてシワやたるみを引き起こします。
肌を守るためには、
一重項酸素の除去が不可欠。
野菜や果物など食事から
一重項酸素を
除去する「抗酸化物質」を摂って
身体の中からも紫外線対策を!
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一重項酸素を除去できる抗酸化物質として、植物が含む「カロテノイド」が挙げられます。それは野菜や果物が、紫外線から自身を守るために作り出した成分で、紫外線の強い夏に旬を迎えるものや、太陽が照りつける暑い土地で実る、カラフルな野菜や果物に多く含まれています。
- 〈カロテノイドの種類(一例)・含まれる野菜や果物〉
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- βカロテン
- かぼちゃなど
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- リコピン
- トマト、すいかなど
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- カプサンチン
- 唐辛子など
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- ルテイン
- とうもろこしなど
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- ゼアキサンチン
- パプリカ、マンゴーなど
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赤色、黄色、橙色など、カロテノイドを含む野菜や果物はとてもカラフル。成分名を覚えられなくても、鮮やかな色をしたものを選ぶといいでしょう。
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肌のハリ向上のために、コラーゲン生成をサポートするビタミンCも摂りましょう。コラーゲンはアミノ酸を原料に酵素の力を借りて作られています。ビタミンCはその酵素の働きを助けてくれるのです。ハリの向上に役立つ上、シミを防ぐなど美白効果も期待できます。ビタミンCは、レモンなど柑橘類のほか、パイナップル、ゴーヤなどにも含まれています。
- 〈ビタミンCを含む野菜や果物〉
柑橘類、いちご、パイナップル、ゴーヤ、じゃがいもなど
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- 取材協力・記事監修
- 市野 真理子 先生
デザイナーフーズ株式会社 『ベジマルシェ』セミナー講師
管理栄養士