すこやか目知識「白内障の基本情報」
白内障の基本情報
誰でも罹る可能性のある眼病が白内障。
だからこそ基本的なことを知りましょう！
- 白内障になるとどんな症状が？
- 水晶体が濁ることによって、さまざまな症状が出ます。下記に思い当たる場合は、眼科医に相談するとよいでしょう。
- □目がかすむ
- □視界がぼやける
- □まぶしさを感じる
- □片目で見ると物が二重、三重に見える
- □薄暗いと文字や絵が見えない
- □メガネを替えても見にくい
- □視力が落ちた気がする
- 白内障のリスクを下げるには？
- 加齢によって罹る病気ですが、紫外線や酸化ストレスも原因のひとつ。喫煙は酸化ストレスを増加させるので禁煙が大切。抗酸化効果の高いビタミンを多く含む野菜や果物を摂取することもおすすめです。糖尿病、高血圧、肥満なども白内障のリスクを高めるので予防に努めましょう。また、眼の打撲やケガも原因になる可能性があります。外傷にもご注意を！
抗酸化作用の高い食物は、バナナ、りんご、ベリー系などの果物、緑黄色野菜、大豆、ナッツ類など。紫外線対策としては、1年を通してサングラスや帽子を活用しましょう
- 白内障の手術はどんな？
- 白内障が進行すると、治療としては手術を行うのが一般的。濁った水晶体を取り除き、人工の水晶体（眼内レンズ）を挿入します。手術は一般の街の眼科で受けられることもあり、通常は目のみの局所麻酔で行われます。30分ほどで終わることが多く、日帰り手術の場合もあります。手術という方法はありますが、油断せず、見え方について何か気になることがあれば、早めに眼科医に相談しましょう。
