vol.3
和食の魅力でもある”一汁多彩”は、たくさんの食材が摂れ、栄養バランスを整えられる理想的なスタイル。でも、それを用意するのはちょっと大変!?ひとつの”どんぶり”と”お汁”で一汁三菜を叶えられる新発想のレシピで、和食を気軽に楽しみましょう!
料理上手になった気分。急なゲストのおもてなしにも大活躍!
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料理上手になった気分。急なゲストのおもてなしにも大活躍!
手間のかかるちらし寿司もどんぶりなら簡単に!
特別な日に作るイメージのちらし寿司。本格的に作るのは大変ですが、どんぶりならとってもお手軽。寿司酢の代わりにグレープフルーツの搾り汁を使うことで爽やかな香りも楽しめます。好きな海鮮を盛りつけて、ちょっと贅沢などんぶりの完成!
材料(2人分)
海鮮
- 鯛(刺身用)…6切れ
- ボイル海老…6尾
- イクラ(醤油漬け)…30g
筍と椎茸の煮物
- 筍(水煮)…15g
- 椎茸…1枚
- にんじん…10g
- 油揚げ…1/4枚
[A]
- だし汁…50cc
- 醤油…小さじ1
- 砂糖…小さじ1
- みりん…小さじ1/2
菜の花と錦糸卵の和え物
- 菜の花…4茎
- 卵…1個
- サラダ油…小さじ1/4
[B]
- だし汁…大さじ1
- 醤油…小さじ1/4
- みりん…小さじ1/4
寿司飯
- 白米…1合
[B]
- グレープフルーツの搾り汁…大さじ5
- 塩…小さじ1
- 砂糖…小さじ4
作り方
- 白米を研ぎ、30分ほど浸水してから、ザルにあげて水気を切り、炊飯器に規定量の水を入れて炊く。
- 筍、椎茸、にんじん、油揚げは約5mm角切りにし、耐熱容器に入れて[A]を加え、電子レンジ(500w)で約5分加熱する。いったんとり出して全体を混ぜ合わせてから、さらに約3分加熱して冷ましておく。
- 菜の花は硬い根元は切り落として食べやすい大きさに切る。約1分塩茹でして冷水にとり、水気を絞って[B]と合わせて味をなじませておく。
- 卵はよく溶きほぐし、サラダ油をなじませたフライパンで薄焼き卵を焼き、冷めてから細切りにして錦糸卵を作る。と軽く混ぜ合わせ、菜の花と錦糸卵の和え物を作っておく。
- が炊けたら粗熱を取り、合わせておいた[C]を回しかけて混ぜ合わせる。さらにを合わせ、寿司飯を作っておく。
- お皿にを盛り、海鮮とを彩りよく盛りつける。
グレープフルーツの搾り汁を寿司酢の代わりに活用。寿司酢よりもまろやかで、ほどよい酸味と爽やかな香りが食卓をさらに華やかに彩ります。ビタミンC・B₁も摂れ、嬉しいことばかり。
煮物は、材料を小さく切って耐熱容器に入れ、ラップをしてレンジで加熱するだけでOK。煮る手間が省け、この間に錦糸卵を焼くなど、ほかの作業が進みます。
ほっとする上品な味わいのお吸い物。
シンプルなお吸い物も、飾り麩を入れるだけで華やかさがぐ~んとアップ! お店でいただくような上品な一杯に。
材料(2人分)
- 三つ葉…2茎
- 飾り麸…6個
- だし汁…400cc
[A]
- 酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 醤油…小さじ1/4
- 塩…少々
作り方
- 三つ葉はざく切り、飾り麸は水で柔らかく戻してから水気を絞っておく。
- 鍋にだし汁を入れて沸騰しないように温め、[A]を加える。
- にを加えて火を止める。