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しっかり!栄養レシピ

風邪予防やアンチエイジングに!「ブロッコリー」の得する食べ方&レシピ(1/4)

掲載号 vol.59

第6回

得する食べ方研究所 第6回

いつも食べている、その食品。実は、もっといい食べ方があるんです!調理法などをちょっと工夫するだけで食品の持つチカラを余すことなく摂れますよ!

風邪予防にも役立つ!高い抗酸化力の優秀野菜

年末年始は外食の機会が増え野菜不足になりがち。そんなときにおすすめなのがブロッコリー。とっても優秀な野菜で、お肌の老化防止に欠かせないビタミンCなどの含有率が高い抗酸化ビタミンの宝庫。特に注目したいのは、体内で発生する活性酸素を除去してくれる成分・スルフォラファンが含まれていることです。

緑黄色野菜の中でも高い抗酸化パワーを持つブロッコリーですが、茹でる・炒めるではビタミンCとスルフォラファンが半分以上も失われてしまいます。レンジ加熱ではビタミンCは守られるものの、スルフォラファンが減少。ベストなのは、そのどちらも損なわない蒸し調理です。蒸し器がなくてもフライパンに水を少量入れて加熱するだけで、簡単に蒸すことができますよ。またブロッコリーは切って4〜5分放置するだけで、スルフォラファンがアップ!細かくきざむだけでもアップするので、生で食べられるみじん切りもいいでしょう。さらにスルフォラファンは、マスタードやわさびなどの辛味のある食材に含まれる酵素・ミロシナーゼによって活性化するので、辛子マヨネーズやマスタードをつけて食べるのもおすすめです。そして捨てられがちな茎と葉にも、実は栄養がたっぷり含まれています。茎にはビタミンCや胃腸の働きをよくするビタミンUなどが、葉にもビタミンCやポリフェノールがたっぷり!

細かく切って炒めものやサラダに混ぜるなどで余すことなくいただきましょう。

ブロッコリーを洗うときは、酢水を入れたボウルに茎を持って逆さに入れて振り洗いを。流水で洗うよりも汚れや細菌などを除去してくれます。長期保存する場合は、生のまま切って冷凍すると、食感も栄養も両方キープできますよ。

得する食べ方3つのポイント
ブロッコリー
  1. 茎や葉にも抗酸化成分がたっぷり!
  2. 栄養ロスが少ない蒸し調理がベター!
  3. 切る&放置だけで抗酸化力がアップ!
得するレシピ

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