体に潤いを与える根菜類などをたっぷり摂って、燥邪(乾燥)対策レシピ。
読了時間:12分
体に潤いを与える根菜類などをたっぷり摂って、燥邪(乾燥)対策レシピ。
燥邪は体の潤いを奪う邪気です。体内に侵入して、咳・鼻・口・喉の渇き、肌の乾燥や髪の毛のパサつき、便秘などの症状を引き起こすと言われています。乾燥しやすくなるこの時期には、体に潤いを与える根菜類などをたっぷり摂って対策をしましょう!
-
水分たっぷりの梨は、咳や痰、喉の渇きなどの症状を緩和してくれます。
ビタミンCが豊富な蓮根と合わせると、お肌の乾燥対策にも。
蓮根と梨のカッテージチーズ和え材料(4人分) (A) 蓮根…1/2本
梨…1/2個
セロリ…1/2本カッテージチーズ…50g
マヨネーズ…大さじ1
牛乳…大さじ1白ワイン…小さじ1弱
塩…少々作り方
① 蓮根は薄めのいちょう切りにし、さっと塩茹でする。
② 梨も薄めのいちょう切りにする。セロリは4cmの短冊切りにする。
③ ボウルに(A)を合わせる。
④ ③に①と②を入れて和え、味を調える。
調理のPoint 梨の水分が出てしまうので、食べる直前に和えましょう。
-
銀杏は肺の機能を高め、咳止めの食材とも言われています。
気力や体力を補う、帆立貝柱や山芋をプラスすれば、疲労回復にも。
銀杏と帆立の飛龍頭(ひろうす)材料(4人分) (A) 木綿豆腐…2丁
大和芋…80g
卵…1/2 個
大葉…4 枚
帆立貝柱…90g銀杏…12粒
白炒り胡麻…大さじ1
舞茸…1パック
大根おろし…適量
ポン酢…適量小麦粉…大さじ1・1/2
甜菜糖…小さじ1
塩…小さじ1作り方
① 木綿豆腐はしっかりと水切りをする。大和芋はすりおろす。卵は溶きほぐす。大葉は千切りにし、帆立貝柱は5mmの角切りにする。銀杏は殻を割り、薄皮までむいておく。
② すり鉢に①の木綿豆腐と大和芋、卵を合わせ、よくすり混ぜる。(A)と①の残りの具材、白炒り胡麻を加えて、よく混ぜ合わせる。
③ ②をスプーンですくって160~180℃に熱した油適量(材料外)で、きつね色になるまで揚げる。
④ 舞茸は素揚げする。
⑤ 器に③と④を盛り付け、大根おろしとポン酢を添える。
調理のPoint 大葉や銀杏が焦げてしまわないよう、油の温度には要注意。また銀杏の緑色が残るように揚げましょう。
ロート製薬のオリジナル家庭薬膳料理本『ロート製薬のスマートごはん』が発売!
堀 実佐子先生による家庭薬膳料理がいただける『旬穀旬菜 café』のレシピが一冊の本に。これまで提供してきたランチ約1500食から、特に人気のメニューを選りすぐりました。「健康は食事から」という薬膳の考えに基づき、四季折々の食材が持っているパワーを引き出すレシピをご紹介。さらに、レシピだけでなく、最近急増している、イライラからくるストレス太りにならないための「我慢しない食べ方」や「ドカ食い」「ばっかり食べ」をしない、ひと工夫料理なども掲載。身近な旬の食材を使って気軽に楽しめる家庭薬膳で、美容と健康にアプローチする食生活をご提案します。
家庭薬膳ランチが食べられるお店!『旬穀旬菜 café』
『旬穀旬菜café』では、今回レシピでご紹介したような、季節と体調を考えた薬膳ランチを提供。堀先生による、日本料理(特に京料理)をベースに薬膳のココロを盛り込んだオリジナルメニューは、体の中から元気になるようなおいしさです。お家で作る「家庭薬膳」の参考にも。ロート製薬の福利厚生施設から生まれた『旬穀旬菜café』をお気軽にご利用ください。
『旬穀旬菜café』●東京都港区芝1-7-5ロート東京ビル1F
☎03-5442-6093 営業時間 11:30~14:00(月~金曜)
※祝日・年末年始を除く