Vol.3
病気の予防や改善を目指す薬膳。
お家でできるレシピをご紹介します。
暑い時期を元気に過ごすご膳を紹介します。

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黒米、うなぎ、長芋の3パワーで疲労回復! 黒米うなぎご飯
作り方 ① 白米は洗い、黒米と合わせて炊飯器に入れる。(A)を加え、水を炊飯器規定の水分量(2カップの線)まで入れて炊く。 ② うなぎの蒲焼は食べやすい大きさに切る。 ③ 長芋はすりおろし、濃口醤油を加えて味を調える。小皿に入れて、青のりを散らす。 ④ 器に①を盛り付けて、②を乗せ、③を添える。あれば山椒の実を散らす。 調理のPoint うなぎの蒲焼きは、一部をご飯に混ぜるとアクセントになります。材料(4人分) (A) 白米…2カップ 黒米…大さじ1 うなぎの蒲焼…適量 長芋…300g 濃口醤油…適量 青のり…適量 塩…小さじ1 酒…大さじ1 昆布…1枚 (10cm程のもの)

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スイカの皮にも利尿効果が。「一物全体」で皮も食べよう。 スイカのスープ
作り方 ① スイカの皮は、緑色の外皮を剥いて、白い部分を短冊切りにする。 ② 豚バラ肉は細切りにし、(A)をもみ込む。干し貝柱は水で戻し、細かくほぐす。白きくらげは、水で戻し、硬い部分を取り除いたら、食べやすい大きさにちぎって茹でる。トマトは8等分のくし切りにする。 ③ 鍋に鶏ガラスープを煮立て、②の貝柱を戻し汁ごと加える。 ④ ③に、②の豚バラ肉に片栗粉適量(材料外)をつけながら加える。①のスイカの皮、②のトマト、白きくらげを加えて、さっと煮る。 ⑤ (B)で味を調え、最後にごま油を回し入れる。材料(4人分) (A) (B) スイカの皮…適量 豚バラ肉…80g 干し貝柱…1個 白きくらげ…3g トマト…1個 鶏ガラスープ…800cc ごま油…小さじ1 塩…少々 酒…小さじ1 卵白…1個分 生姜搾り汁…小さじ1 こしょう…少々 酒…大さじ1 酢…大さじ1弱 塩…少々

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胃腸を活発にし、便秘解消にも役立つ副菜。 いちじくのふろふき
作り方 ① いちじくは薄皮を剥く。 ② お皿にレモンを敷き、①のいちじくを乗せ、レモン果汁と酒をふりかけて、約10分蒸す。蒸しあがったら、そのまま冷ます。 ③ 鍋に(A)を合わせて弱火にかけ、練り合わせる。②のいちじくの蒸し汁を入れてお好みのとろみに調整する。 ④ 器に②のいちじくを盛り付けて③をかけ、あればけしの実をふる。 調理のPoint いちじくが柔らかくなり過ぎないよう、蒸し時間には注意。材料(4人分) (A) いちじく…4個 レモン(薄切り)…4切れ 酒…15cc レモン果汁…適量 白味噌…60g 甜菜糖…12g 白練り胡麻…40g

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水分代謝をよくして、むくみを改善。 ひじきの彩り中華サラダ
作り方 ① ひじきは洗ったのち水に浸けて戻し、磯臭さが抜けるまで茹でたらザルあげし、水気をしっかり切る。 ② とうもろこしは指で実をほぐし取り、塩茹でする。きゅうりは0.8cm角のサイコロ切りにする。ラディッシュは薄切りにして冷水につけ、パリッとさせる。 ③ 万能ねぎは小口切りにする。 ④ ボウルに①と②を入れて、(A)と和える。 ⑤ 器に盛り付け、③を散らす。 調理のPoint ひじきは戻し過ぎないように。野菜から水分が出てしまうので、調味料は食べる直前に和えましょう。材料(4人分) (A) ひじき(乾燥)…25g とうもろこし…1/3本 きゅうり…1本 ラディッシュ…3個 万能ねぎ…3本 薄口醤油…大さじ3 酢…大さじ2 みりん…小さじ1 ごま油…大さじ1 塩…少々 こしょう…少々

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体の余分な熱を取るスイカは、熱中症対策にも効果的。 果肉入りスイカのゼリー
作り方 ① 粉ゼラチンを水大さじ2弱(材料外)でふやかしておく。 ② スイカは種を取り除く。スイカ(中身用)は1cm角に切る。 ③ フードプロセッサーにスイカ(ゼリー用)とゼリー用のコアントローを入れて回し、こしておく。 ④ 鍋にゼリー用の水あめと水、粉寒天を加えて煮立たせ、2~3分煮る。火を止めて、①のゼラチンを入れる。 ⑤ ②と③と④を型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。 ⑥ 鍋にシロップ用の水あめと水を加えて、ひと煮立ちさせ、粗熱が取れたらシロップ用のコアントローを入れて冷蔵庫で冷やしておく。 ⑦ ⑤を切り分けて器に盛り付け、⑥をかける。あればミントの葉を飾る。材料(4人分) ゼリー用 シロップ用 スイカ(ゼリー用)…200g スイカ(中身用)…30g 粉ゼラチン…4g 粉寒天…1g 水あめ…25g 水…100cc コアントロー…小さじ2 水あめ…15g 水…大さじ3 コアントロー…小さじ2

















