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しっかり!栄養レシピ

彩り鮮やか秋の特別薬御膳!(1/2)

掲載号 vol.14

Vol.8

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病気の予防や改善を目指す薬膳。
お家でできるレシピをご紹介します。

記事内容

読了時間:12分

この先生に聞きました!

堀実佐子先生

堀実佐子先生

ほり みさこ

日本国際薬膳師会副会長

1991年より国立北京中医薬大学日本校にて中医食養学を学ぶ。同校卒業後、国際薬膳師資格取得。2004年よりロート製薬㈱福利厚生施設スマートキャンプにて家庭薬膳技術指導及びメニュー開発に携わる。2005年中国中医薬管理局より「国際薬膳貢献奨」受賞。

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夏の疲れをリセット。 秋の特別ご膳

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秋の症状とおすすめ食材

秋は、一日の中の気温差も激しく、大気が乾燥し、肌あれや髪のパサつき、口や喉の渇き、咳などの症状も出やすくなります。そんな時は、柿や梨など身体に潤いを与える食材を摂って、しっかり乾燥対策をしましょう。また、夏の疲れが残っていると、病気から身体を守る免疫力も低下しがち。風邪予防のためにも、免疫力を上げ、身体のエネルギーを補える、鮭や鶏肉、ぶどうやりんごなどの食材がオススメです。

菊花は目の疲れやのぼせ、頭痛などを改善。
白身魚の菊花蒸し 185kcal

材料(4人分) (A)
白身魚…4切れ
菊花…1/2パック
冬瓜…300g
くちなし…1個
クコの実…適量
飾り用の生菊花…適量
万能ねぎ…適量
だし汁(昆布)…1000cc
薄口醤油…大さじ1
塩…少々

(B)
酢…30cc
ナンプラー…40cc
レモン果汁…30cc

作り方
白身魚は、塩・酒適量(材料外)を振り、しばらく置く。
菊花は茹でて冷水にとり、水気を絞っておく。クコの実は酒適量(材料外)に浸
けて戻す。飾り用の生菊花は花をむしっておく。
皮と種を取り3mm 幅の薄切りした冬瓜、(A)、くちなしを鍋に入れて中火にかける。
冬瓜が柔らかくなるまで炊く。
①の白身魚の余分な水分を拭き取り、蒸し器に並べる。上に②の茹でた菊花をのせ、(B)を大さじ1回しかけ10分ほど蒸す。
お皿に③の冬瓜を敷き、④を盛り付ける。②のクコの実と飾り用の生菊花、小口切りにした万能ねぎを散らす。
調理Point
菊花は、酢を入れた熱湯で茹でるときれいな色に仕上がります。

百合根と松の実は、咳や便秘に◎。
百合根と松の実の雑穀ごはん 294kcal

材料(4人分) (A)
白米…2・1/2カップ
雑穀…1/2カップ
百合根…1個
松の実…適量
塩…小さじ1
酒…大さじ1

作り方
炊飯器に洗った白米と雑穀、(A)を合わせ、白米3合分の水分量に合わせて炊く。
百合根をほぐして食べやすい大きさに切り、茹でる。松の実は香ばしく炒る。
①が炊き上がったら、②を加える。

免疫力をアップさせるきのこがたっぷり。
きのこと菊花のおひたし 柚子風味 29kcal

材料(4人分) (A)
椎茸…8枚
しめじ…1パック
舞茸…1パック
春菊…1束
菊花…1/2パック
柚子の皮…少々
だし汁(昆布)…200cc
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
濃口醤油…小さじ1
塩…少々

作り方
椎茸は薄切り、しめじ、舞茸は石突きを取り、食べやすい大きさにほぐしておく。
フライパンを熱し、①を炒めて酒・塩適量(材料外)で下味を付ける。
春菊は塩茹でし、3cmに切る。菊花は茹でて冷水にとり、水気を絞る。
鍋に(A)を合わせてひと煮立ちさせる。粗熱が取れたら、②と③を浸す。
味がなじんだら器に盛り付け、千切りにした柚子の皮を散らす。

肌に潤いを与える白きくらげで美肌作り。
白きくらげの薬膳サラダ 75kcal

材料(4人分) (A)
白きくらげ…4g
セロリ…1本
人参…50g
オクラ…6本
むき海老…100g
ピーナッツ(薄皮付き)…40g
ピーナッツバター…大さじ1
濃口醤油…小さじ2
甜菜糖…大さじ1/2
塩…少々
だし汁(昆布)…少々

作り方
白きくらげは戻し、食べやすい大きさに切り10分ほど茹でる。
セロリは斜め薄切りにする。人参は短冊切りにし、サッと茹でる。オクラは塩茹でし、斜め切りにする。むき海老は酒・塩少々(材料外)を加えたお湯で茹でる。
ピーナッツは薄皮ごとすりつぶし、(A)と合わせて味を調える。
①と②を合わせ、③と和える。
調理Point
ピーナッツは薄皮ごと摂ることで、貧血予防に役立ちます。

蓮根のねばり成分は粘膜を保護し、咳・痰を鎮める。
蓮根饅頭の菊花の葛汁 63kcal

材料(4人分) (A)
蓮根…200g
山芋…35g
帆立貝柱…50g
菊花…1/2パック
春菊…1/2束
だし汁(鰹・昆布)…800cc
柚子皮…適量
水溶き葛粉…適量
酒…大さじ1/2
塩…少々

(B)
薄口醤油…大さじ1
みりん…大さじ1
塩…少々

作り方
蓮根は酢を加えたお湯で軽く茹で、160g はすりおろし、残りはみじん切りにしておく。山芋はすりおろす。帆立貝柱は8mm 角に切り、片栗粉適量(材料外)をまぶしておく。
ボウルに①と(A)を加えてよく混ぜ合わせる。180℃の熱した油適量(材料外)に、
スプーンで、一口大ずつ入れて揚げる。
菊花は茹でて冷水にとり、水気を絞る。春菊は、塩茹でして2~3cmの長さに切る。
だし汁を鍋に入れて煮立たせ、(B)を加えて味を調える。
④に③の菊花を加え、水溶き葛粉でとろみを付ける。
お椀に②と③の春菊を盛り付け、⑤をかける。最後に千切りにした柚子皮を飾る。
調理Point
葛粉がなければ、片栗粉でも代用できます。

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