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ほっこり癒しの時間

景色と郷土グルメと、温泉も♪秋を満喫する九州観光列車の旅(1/2)

掲載号 vol.18

Vol.12

記事内容

読了時間:10分

列車に揺られて、景色もグルメも満喫。

肥薩の魅力を乗せて走るレストラン列車。

穏やかな風が頬をなで、暑さも和らぐ秋。ただ歩いているだけでも心地よく、どこかへ出かけたくなるこの季節は、好奇心に動かされていつもと違ったことをしてみたくなります。食欲の秋だけに、おいしいものも楽しみたい! そんな好奇心と食欲を叶えるのが、鹿児島~熊本間を走る観光列車『おれんじ食堂』。列車で目的地を目指す旅とは違う、列車そのものを楽しみつくす旅。いつもとは違うスタイルで秋の一日を過ごします。

朝、昼、夕方と1日3便のコースがあるこの列車。今回の旅で選んだのは、のんびり、ゆったり、4時間の旅を楽しむ昼の便
「SPECIAL(スペシャル)」。

海外の長距離列車を思わせるような、シックなラッピング。「お待たせいたしました」の言葉とともに、クルーに車内へと誘われます。窓に面した席に腰を下ろすと、列車はゆっくりスタート。ウエルカムドリンクをいただきながら、いつも利用する列車とは違う、特別感に気分が高揚します。

『おれんじ食堂』の名の通り、この列車の一番のお楽しみは、郷土の食材を味わえるおいしい料理。地元で人気の3つのレストランが手がける料理を、フルコースでいただけます。温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに。でき立ての料理がサーブされるその秘密は、レストランがある3つの駅で、その都度料理が運び込まれるから。まさに動くレストランです。キビナゴやウニなどの魚介類、黒豚や柑橘類など、とにかく地元の食材は多彩で、目も舌も楽しませてくれます。車窓から眺めていた、緑の茂る山や清らかな川、のどかな田畑……。そこで収穫されたものをいただいていると思うと、より一層味わい深く感じられました。

料理をいただきながら、列車は東シナ海沿いへ。海岸線にさしかかると列車はスピードを落として、乗客にゆっくりと景色を堪能させてくれます。この心遣いも観光列車ならでは。窓いっぱいに広がる大海原を眺めていると、海の上を滑るようにどこまでも遠くへ行けそう。そんな気分に浸れるのは、この列車だからこそ。九州西海岸の魅力がここに凝縮されています。

沿線の絶景、味覚、温泉をこの列車が紹介します。

リビングカー ホテルのようなリビング・カーでいただけば、より
贅沢な気分に

人気レストランが手がける料理

昼の便「SPECIAL」でいただけるランチは、地元で評判の3つの名店が手がけます。前菜、魚料理、肉料理、スウィーツのフルコース。お店から、でき立ての料理が届けられるので、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに楽しめます。

料理
この日の肉料理は、黒豚ヒレ肉とじゃが芋のスフレ。桜島に見立てているそう。
料理
いろいろなものをいただける前菜。和洋折衷で、目にも楽しい!
料理
魚のメイン料理。不知火(しらぬい)海や東シナ海で獲れた魚介をシンプルに

クルーおすすめの温泉に立ち寄り

日奈久(ひなぐ)温泉

終点からふたつ手前で下車すれば、温泉に立ち寄れます。この旅で立ち寄った『松の湯』など、公衆浴場は4つ。ほとんどの旅館で、立ち寄り湯を実施しているので、日帰りでも気軽に温泉を楽しめます。名物のちくわを、ぜひお土産に。

●日奈久温泉観光案内所
☎0965-38-0267

日奈久(ひなぐ)温泉
開湯600年の歴史があり、古くは細川藩の藩営の湯として栄えた温泉。細い路地に石塀の家や木造旅館が残る、昔ながらの温泉街が広がっています。名物は日奈久竹輪と世界最大の柑橘類の晩白柚(ばんぺいゆ)
日奈久(ひなぐ)温泉

『松の湯』は、脱衣所と浴室が一体の、昔ながらの構造。

●熊本県八代市日奈久中西町380-1 ☎0965-38-0573
営業時間/8:30~20:30 第2・4火曜休 入浴料/大人¥200
アクセス/ 日奈久温泉駅から徒歩10分

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