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肌のトラブルも老化も、原因は糖化だった!?本気の老化対策(1/6)

掲載号 vol.12

毎日の食事なしでは生きていけない私たち。それなのに食事の摂り方に気をつけないと、肌トラブルが起きたり老化が進むことがわかってきました。その原因は“糖化”。誰にでも起こる現象で、美容と健康に大きなダメージを与えます。しっかり対策して、もっとキレイを手に入れましょう。

この先生に聞きました!

山岸昌一先生

山岸昌一先生

やまぎし しょういち

久留米大学医学部 教授

医学博士。1963年生まれ。金沢大学医学部卒業。金沢大学医学部講師、ニューヨークのアルバート・アインシュタイン医科大学研究員などを経て、現職。循環器・糖尿病の専門医として診療に携わる一方で、テレビ、ラジオ番組にも出演。著書は『老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体』(PHP新書)ほか多数

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肌のトラブル、老化の進行。その原因は“糖化”にあった!

改善しないくすみ、それは“糖化”が原因かも。

お肌がくすんで透明感がない……。春になって明るい色の洋服を着る機会が増えると、いっそう気になりますね。お肌がくすむ原因はいろいろありますが、実は“糖化”もそのひとつだとわかってきました。くすみを引き起こす糖化とは、どういうものなのでしょうか。

「糖化は肌を老化させる大きな原因のひとつで、肌に悪影響を与えるまさにキレイを目指す人の敵。くすみは、肌のハリや弾力を生み出すコラーゲンが糖化することでも起こるのです。コラーゲンや角質のケラチンはもともと透明なのですが、糖化すると右下図のように黄色や茶褐色に変化してしまいます。この色の変化が肌の内側で起こり、くすみにつながっていくのです」と、糖化に関する研究や著書で知られる久留米大学教授の山岸昌一先生。糖化という言葉が難しく感じる人も多いかもしれませんので、わかりやすくするために、ホットケーキに例えてみましょう。

小麦粉に砂糖、卵、牛乳を混ぜて焼けば、こんがりと色づきます。このおいしそうなこげ色は、糖化することによって起こる変化なのです。

後で詳しく説明しますが、簡単に言うと、ホットケーキのこげ色の原因は、小麦粉や砂糖、卵、牛乳に含まれる糖質とたんぱく質なのです。この糖質とたんぱく質が加熱されてできるものが、こげ色の正体。肌の内側でも、同じような現象が起こっているのです。

若々しい美しさが糖化で失われていく。

糖化とは突然起こるわけではなく、特別な現象でもありません。あなたは今日、どんな食事をしましたか? 甘いものはどのくらい食べましたか?

実はそういったいつもの食生活がそのまま、糖化につながっているのです。糖化とは、どんな人の身体の中でも起こり続ける現象なのです。

「毎日食事を摂るだけで少しずつ進み、甘いケーキを食べればさらにスピードアップ。それを止めることは誰にもできません。ただ、ちょっとした工夫で糖化を予防することはできます。年齢の割に若々しく肌が美しい人と、そうでない人の分かれ目は、糖化の進み具合にあるかもしれないのです」

ずっと若々しくキレイでいたい人のために、糖化について詳しく紹介していきましょう。

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