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2015年10月8日 の記事

痩せは、認知症の危険が高い?!

編集部

みなさん、こんにちわ。

先日、「第36回 日本肥満学会」 に参加してきました!

肥満は、日本だけでなく国際的な問題に…。

『肥満の人を放置せず、疾患が伴えば”肥満症”という病気として診断する。

重症化する前に治療することの大切さを、各国に認識してもらいたい!』

そんな想いを込めて、日本は国際基準化に取り組み、肥満症の概念を提唱・宣言した学会なのです。

 

様々な研究発表がありましたが、ひとつ「肥満と認知症」 についての紹介します。

「”年期”の肥満は、認知症のリスクになることは知っている方も多いと思います。

中年期でBMI≧30があると、高齢になって認知症の発症リスクが、”約2倍に”

BMI 25‐29.9でも、認知症の発症リスクが、”約1.4倍”程度まで高まるそうです。

そして、、、わたしが驚いたのは、

「”高齢期”の肥満は、逆に認知症のリスクを”抑制する”」という報告!!

「むしろ、やせあるいは BMI20-24で、認知症の危険性が高い!」というのです!

高齢期は、肥満注意ではなく、”低栄養注意” ということのようです!!

もちろん脂肪を抱え過ぎる肥満は、様々な疾患を引き起こす原因になってしまいますが、

ライフステージにあわせて、健康のために必要な”適度な脂肪も必要”ということですね。

▼関連記事 【fufufu20号 (15年夏号)より】 

「痩せたい」なんてもったいない!?「脂肪はキレイのもと!」

編集部