fufufu TOP  > 連載記事一覧  > 目の健康の守り方  > 目薬の役割とは?知っておきたい目の健康の守り方

知っトク!?健康スキル

目薬の役割とは?知っておきたい目の健康の守り方(1/2)

掲載号 vol.29

vol.1

目の健康の守り方目の健康の守り方

食べ物を、おいしそうだと感じることも大切な人の笑顔に嬉しくなることも。「見る」のはとても幸福なこと。目薬の発売から100年以上、目と向き合い続けるロート製薬のアイケア担当・ひとみが“目の健康の守り方”をお伝えします。

記事内容

読了時間:5分

私がお伝えします ロート製薬 アイケア担当・ひとみ

目薬の役割とは?知っておきたい目の健康の守り方

洗浄薬から治療薬へ。
役割が変化した目薬は点眼瓶の発明で普及。

はじめまして。ロート製薬のアイケア担当・ひとみです。今号から私が、健康な目で「見る」ために大切なことをお伝えしていきます。

第一回目のテーマは目薬。その起源は古代エジプトにまでさかのぼり、もっとも古い目薬の役割は、目に虫が入らないようにするためでした。日本ではというと、江戸時代に京都で「井上目洗薬」が発売されました。その名のとおり、目を患ったときに原因となるものを洗い流すための洗浄薬で、戦前まで売られていました。ちなみに、その容器はなんと蛤など二枚貝の殻! 密閉しやすく安価だったためと言われています。

かつての日本は、目を患う人が多かったようです。石炭や木炭を多用して煤が出る環境にあり、明治時代にはトラコーマという目の感染症が流行。その頃から目薬の役割は変化し、眼病の治療効果が求められるように。ロート製薬の前身である山田安民薬房は胃腸薬で創業しましたが、「眼病で困っている人々のために」と、効果的な目薬の開発に着手し、明治42年に「ロート目薬」を発売しました。

明治42年から、時代に応じたさまざまな目薬を開発。
これまでに発売した目薬は80種類以上

昭和6年には、ガラス容器上部のゴムキャップを押すと下から一滴出る「滴下式両口点眼瓶」を実用化。目薬は格段に便利になり、大反響を呼びました。他社からも同方式の目薬が多く発売されましたが、当時のロート製薬は「争わない」姿勢を通しました。何よりも、人々の健康な目のために、目薬の普及を望んでいたからです。

最初の目薬はガラス瓶入りの薬剤を棒につけてたらす方式(上)(右)
その使いづらさを解消した滴下式両口点眼瓶(左)は画期的発明でした

目の健康を守るため
時代の変化に応じてさまざまな目薬が登場。

目薬が普及したこと、衛生環境がよくなったことから目の疾患は減少しましたが、人々は目を酷使する時代へ……。高度経済成長期に入り、オフィスワーカーが増加。疲れ目や充血に悩む人が増えました。子どもも同じで、テレビを長時間見る、受験のために長時間勉強するなど、目を酷使するようになったのです。また、昭和55年頃からスギの花粉症患者が急増。その症状のひとつである目のかゆみにお悩みの方も多いのではないでしょうか。平成になると、紫外線による目への影響が明らかになりました。そして、パソコンやスマートフォンなどデジタル機器が普及すると、ブルーライトなどによる目の疲れという問題が出てきました。さらに、これらをほぼ一日中使用するなど、今や多くの人がいっそう目を酷使する時代になっています。

時代や社会の変化によって、目の悩みも多様になりました。ロート製薬は、常にこれらの悩みに向き合いたいという想いのもと、さまざまな目薬を作ってきました。疲れ目に「V・ロート」、子ども向けに「こどもV・ロート」、花粉症による目のかゆみに「アルガード」、紫外線対策に「UVキュア」、ブルーライトダメージ対策の「デジアイ」、より目を酷使して疲れが蓄積している人に向けた「Vロートプレミアム」などです。

家庭用の目薬の主な役割は、かつての治療から目の健康維持へと変化。生活環境や年齢によって目の健康状態は変わるので、その守り方もさまざま。だから多種多様な目薬があるのです。悩みは疲れなのか、あるいは乾き、かすみなのか? 考えられる原因は? まず、自分の目の状態を知ることが、目の健康を守る第一歩。いつまでも健やかな目で「見る」という幸せを実感し、豊かな日々を送りたいものです。そのために、目薬を上手に役立ててくださいね。

この記事の関連記事

もっとみる