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ふふふなコラム

フルーツで太るは間違い!?美と健康に役立つ果物の食べ方(1/2)

掲載号 vol.30

あなたの常識、それ本当?

美と健康のために正しいと思うこと。その常識を「あなたの常識、それ本当?」は徹底検証していきます。糖質が多いことから、控えたくなってしまう果物。野菜は必要でも果物は摂らなくてもかまわない、そう考えていませんか? それは正しいのでしょうか?栄養学がご専門の中村丁次先生に、果物の摂り方や果物が持つチカラをうかがいました。

記事内容

読了時間:4分

この先生に聞きました!

中村丁次 先生

中村丁次 先生

なかむら ていじ

神奈川県立保健福祉大学 学長

医学博士。1972年、徳島大学医学部栄養学科卒業。聖マリアンナ医科大学病院を経て、2003年より神奈川県立保健福祉大学教授。11年より現職

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糖質が多い?太りやすい?果物は、本当に控えるべき?

控えていると、必要なものが摂れない!

肥満や糖尿病を予防したいと考える人にとって、気になるのが糖質。果物は糖質が多いことから、控えている人が多いかもしれません。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、野菜も果物も摂取量はどの年代も不足気味。でも、果物の不足は、野菜ほど心配にならないのではないでしょうか。

「果物の糖質が多いのは確かですが、そもそも糖質は必要なもの。摂り過ぎではなく、運動不足などでエネルギーとして使えていないことが問題なのです。しかも果物は、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富。糖質を気にして果物を控えると、それらの大切なものまで摂れなくなってしまいます。果物も野菜同様、美と健康に必要なものなのです」と、中村丁次先生。

糖質に気をとられがちですが、実は果物は低カロリー。太る原因だとは考えにくいそうです。

「日本人が特に摂れていない栄養素は、食物繊維とカリウム。目標摂取量と実際の摂取量に、大きな差があります。果物は食物繊維、カリウムとも豊富ですから、やはり控えず摂るべきなのです」

笹だけで生きられるパンダと違い、ヒトはさまざまな食べ物から栄養を摂る必要があると先生。むやみに糖質を避けることなく、果物でおいしく美と健康を目指しましょう。