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ほっこり癒しの時間

石垣島でのハチミツづくり♪有機ならではの養蜂と農家の関係

掲載号 vol.13

Vol.5

記事内容

  • 花があふれる石垣島で養蜜をスタート。

読了時間:5分

この先生に聞きました!

宮谷茂会長

宮谷茂会長

みやたに しげる

『やえやまファーム』会長

関西出身。9年前に石垣島で有機農業をスタート。作物栽培から加工・販売まで一貫して手がけている。また、農業の大切さを発信するために、グリーンツーリズムなどを融合させた事業も展開

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花があふれる石垣島で養蜜をスタート。

島にも、ファームにもいつもとは、違う夏。

皆さん、こんにちは! 石垣島・『やえやまファーム』の宮谷です。石垣島は今、夏真っ盛り。ただ、いつもとは少し違う夏を迎えています。この3月に新石垣空港が開港。本州からのアクセスがぐっと便利になったこともあり、開港以降、観光やマリンレジャーを楽しみにやって来る人で、とても賑わっているんです。

そして『やえやまファーム』にとっても、今年はいつもとは違う夏。実は、昨年9月から養蜂を始めたのです。現在、合計50個の巣箱で、セイヨウミツバチを飼育しています。

作物の実りを助けるミツバチたちの働き。

「農場で養蜂?」と意外に思う人もいるかもしれませんね。でも、養蜂は農場にさまざまなメリットをもたらしてくれるんです。まずは、作物の受粉をミツバチが手伝ってくれること。受粉は風や虫など自然に任せる部分もありますが、それに頼れない時は、私たちが手作業で行っています。とても時間のかかる作業なので、そこにミツバチが加わってくれることで効率が上がり、受粉率もアップするはずだと考えています。養蜂に用いるセイヨウミツバチは、かぼちゃやゴーヤ、へちまなどの花の蜜を好みますから、ファームで栽培しているこれらの作物の実を結ぶ数が増えると期待しています。また、ファームのミツバチはそれらオーガニックの作物から蜜を集めてくるので、とても良質なはちみつが採れるとも思っています。そんな風にファームでの養蜂は、それぞれにメリットがあるんですよ。また、ミツバチは農薬に弱い生き物ですから『やえやまファーム』で養蜂を行うことは、ファームが、有機栽培を行う安心・安全な環境だという証になると言えます。

安心でおいしい石垣島の国産はちみつを届けたい。

シロバナセンダンなどの野草が島のあちこちで咲き、山にはさまざまな木々の花が咲く。石垣島は、一年を通して花があふれる常夏の島。つまり、ミツバチが蜜を集める重要な"蜜源"に恵まれているということ。年中、太陽が降り注ぐこの島は、まさに養蜂にぴったりの場所なのです。そうした環境のよさから、最近は沖縄県でも養蜂が増え、純粋な国産はちみつが採れる島として注目されるようになりました。私たちも皆さんに純粋な国産はちみつを味わっていただくために、養蜂にももっと注力していくつもりです。

はちみつに含まれるプロポリスという成分には、抗酸化作用や抗菌作用があり、老化予防にも効果的です。さらに『やえやまファーム』にはセンダンなどの薬草が多く自生しているので、より健康にいいはちみつが採れると考えています。近いうちに、安心・安全なおいしいはちみつをお届けしますので、どうぞご期待ください!

1,フェアリーベッチの蜜を吸うセイヨウミツバチ。2,ミツバチは、アップルマンゴーの受粉も手伝っています。3,巣蜜の坂1枚に最大9千匹のミツバチが集まるそう。4,『やえやまファーム』崎枝農場にある巣箱。4月に初の採蜜が行われました。5,伊原間牧場から望む東シナ海。石垣島には美しいビーチが多くあります。

やえやまファーム

有機栽培を行う崎枝(さきえだ)農場と、畜産を営む幸福牧場、300頭あまりの牛や馬を放牧している伊原間(いばるま)牧場を有する『やえやまファーム』。崎枝農場では、ハルサー(畑人)体験や、トレッキング、乗馬のほか、シュノーケリングやダイビングなどのマリンレジャーも楽しめます。
崎枝農場●沖縄県石垣市崎枝屋良部556-111 ☎0980-84-4545
http://www.yaeyamafarm.net

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