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ほっこり癒しの時間

抗酸化作用の高いトマトやパプリカ♪3月に採る石垣島の夏野菜

掲載号 vol.12

Vol.4

記事内容

  • 夏が一番早い島の、力みなぎる野菜たち。

読了時間:5分

この先生に聞きました!

宮谷茂会長

宮谷茂会長

みやたに しげる

『やえやまファーム』会長

関西出身。9年前に石垣島で有機農業をスタート。作物栽培から加工・販売まで一貫して手がけている。また、農業の大切さを発信するために、グリーンツーリズムなどを融合させた事業も展開

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夏が一番早い島の、力みなぎる野菜たち。

春分の日の頃に迎える、本格的な夏。

皆さん、こんにちは! 石垣島・『やえやまファーム』の宮谷です。厳しい寒さから解放され、春の訪れに喜びを感じている人も多いでしょうね。石垣島は、もうこれから本格的な夏。毎年、春分の日(3月20日)の前後に海開きになるんですよ。

日本で一番早く夏を迎えるこちらでは、トマトやパプリカ、ズッキーニ、なすなどの夏野菜も日本で一番早く採れるんです。今季は大きな台風の影響で少し遅れましたが、例年はだいたい12月下旬には収穫が始まります。クリスマスやお正月で賑やかになる頃に夏野菜が採れるのですから、石垣島がいかに暖かいか、おわかりいただけるかもしれませんね。

強い抗酸化力を持つ夏野菜の天然色素。

夏野菜といえば、赤や緑、黄色ととても色鮮やかなのが特徴的。なぜそんな色をしているか、ご存じですか? あれは、強い紫外線を浴びる環境で育つ野菜たちが、そのダメージから身を守るために作り出した色なんです。その色素成分には、有害な活性酸素を打ち消すための強い抗酸化作用があり、アンチエイジングや生活習慣病の予防に効果的。色素成分であるトマトのリコピンや、パプリカやかぼちゃのカロテンなどが身体にいいと言われているのは、そこに理由があるんですね。沖縄の人たちの長寿の秘密も、そんな野菜の力にあるのかもしれません。

力のある石垣島の野菜・食品を届けたい。

化学肥料や農薬を一切使わず、自然の恵みだけで育てた野菜は、安全でおいしいというだけでなく、より抗酸化力が強く、ビタミンを多く含んでいると言われています。

『やえやまファーム』が作りたいのは、そんな力を持った野菜。また新たに力強い野菜を作るために、昨年の夏に新しく畑を開墾(かいこん)しました。『やえやまファーム』が運営する伊原間(いばるま)牧場の、海を望む場所の一部を畑にしたのです。ここは珍しい砂地の畑。海からの潮風でミネラル分を多く含んでいますから、作物にもいい環境ではないかと考えています。この畑では主に、ごぼうや人参、玉ねぎやじゃがいもなど、地中で育つものを栽培しています。砂地は、石や岩がないので、成長が妨げられたりキズをつけられたりすることが少ないんです。そしてもうひとつ、期待しているのが試行錯誤を重ねてきた大豆。ここで上手く育てられれば、それで豆腐や味噌を作り、全国へ届けたいとも考えています。そんな風に、石垣島の自然に育まれた力のある野菜・食品を多くの人に食べてもらいたいと、努力を重ねています。

さて、3月7日に待望の新石垣空港が開港しました。本州からのアクセスも良好です。夏本番の石垣島へ、どうぞお越しください。

1,鮮やかな色のトマト。この天然の色素が抗酸化成分です。2,砂地の畑で育てている大豆。上手くいけば豆腐や味噌に。3,オーガニック認定を受けたかぼちゃ。4,『やえやまファーム』で採れた夏野菜は、より抗酸化力が強くビタミンも豊富。5,本州では夏にしか見られないひまわりも、石垣島では一年中咲いています。

やえやまファーム

有機栽培を行う崎枝(さきえだ)農場と、畜産を営む幸福牧場、300頭あまりの牛や馬を放牧している伊原間(いばるま)牧場を有する『やえやまファーム』。崎枝農場では、ハルサー(畑人)体験や、トレッキング、乗馬のほか、シュノーケリングやダイビングなどのマリンレジャーも楽しめます。
崎枝農場●沖縄県石垣市崎枝屋良部556-111 ☎0980-84-4545
http://www.yaeyamafarm.net http://www.vacation-farm.com

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